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“人間関係リセット症候群”の原因は無駄にプライドが高いから、という意見

画像はイメージ

人間関係リセット症候群という言葉がある。症候群とはいうものの、別にそういう名称の疾病があるという話ではない。

他人との付き合い方が下手だったり、自分の意思表示が苦手な人が、あるとき突然に連絡を絶って消えるなんてことは人生においてしばしば見かける現象だが、そういうことを指しているようだ。

僕も数年前までそういうところがあった。歯医者も途中でイヤになって通院やめてしまったことがある(これはちょっと人間関係リセットとは違うか)。身の回りにもこれまで2人ぐらいそういう人間がいたが、今回はそういう人の話をしていきたい。(文:松本ミゾレ)

「プライドが異常に高いか、嫌われそうになったら逃げてるだけ」

先日、5ちゃんねるに「人間関係リセット症候群←これってプライド異常に高い奴がちょっとでも嫌われる前に逃げてるだけ」というスレッドが立っていた。

プライドが高くて他人と合わせられない、ちょっとでも嫌われそうになったら逃げている人が人間関係をリセットしがち、という意味だろうか。

これに対して「それ人間不信や」という指摘があったが、スレ主はその意見には懐疑的で「人間不信の奴は一握りで、ほとんどの奴は自分を人間不信であるってわざと誤認することで自分に言い訳しているだけな気がする」と返している。

何より彼自身がまさに人間関係リセット症候群の自覚があり「少なくともワイの場合はプライドが高すぎるのが原因」と吐露していた。

自分がまさに人間関係リセット症候群だという自覚があり、さらに俯瞰で自分の状況を把握しようとしているわけで、なかなか賢明なスレ主だ。

それにしても、プライドが高いから人間関係をリセットしたくなるということは、彼は周囲の人たちからリスペクトされない日常を歩んでいるということだろうから、これはなかなか厄介だ。だって今どき、自尊心を満たされ、高いプライドを誰にも傷つけられないまま生きて行ける環境なんてないに等しいのだから。

結局、出来てない人間だから人間関係をリセットしてしまうだけ。

ここで、昨年、ネット上で知り合った人についての話をしたい。僕はおっさんしかいない社会人サークルみたいなのに入っており、そこに去年の頭。ちょうど今ぐらいの時期に新メンバーが入った。

わざわざ自分から「仲間にしてくれ」というので、別に加入条件もないしそのまま追加メンバーにしたんだけど、これが何も響かないというが、自分から行動を起こせない人間だった。

「〇〇が面白いから暇なときに観てみ」とドラマのオススメをしたり、本人がテレビを買い替えたいと言うから応援しても、数日でなかったことにする。何もしない。何も響かない。

そんなことがしょっちゅうあって、周りのテンションも下がるので「お前何なんだ」と追及してものらりくらりと言い逃れ。その都度イライラしていたのだけど、結局夏ぐらいには「このグループ抜けます」と言い出したので「わかった!」とだけ返して追い出したのであった。

自分から「やりたいことがある」と提案しても、それをやらない。やっても三日坊主。そんな人間なので友達がいるのか心配になって質問したが、どうやらいない様子だった。無理もない。彼はこれまで実家を出て各地を転々としており、人間関係を定期的にリセットしていたのだ。さらに、金を借りたままリセットすることもあったようで、かなり迷惑だ。

そんな彼が継続的にやっているのがパチンコ・パチスロ。ホントこれだけ。つくづくこういうのって最底辺の人間の趣味なんだなぁと認識してしまったところだ。まあ僕もやりますが(笑)。

というか、性格的に人間関係をリセットしてしまう部分があるなら、いちいちコチラに干渉してこないで欲しいものだ。どうせ途中でいなくなる人なのだ。そんな奴のために、こっちも気を遣いたくないし、嫌な思いをしたくない。

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