年収1000万円以上でも、3割は「人生満足度」が平均以下 「異性関係」「手取り額」「労働時間」がマイナスに働く | キャリコネニュース - Page 2
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年収1000万円以上でも、3割は「人生満足度」が平均以下 「異性関係」「手取り額」「労働時間」がマイナスに働く

年収1000万円でも「人生満足度」が平均以下になることも

年収1000万円でも「人生満足度」が平均以下になることも

SWLSを用いた調査では、人生満足度の全体平均は35点中17.4点となった。年収別に見ると400万円未満が平均15.9点なのに対し、1000万円以上は平均21.2点。5つの質問を年収で比較すると、全ての項目で年収1000万円以上が上回った。差が大きかった項目は「ほとんどの面で、私の人生は私の理想に近い」(1.2ポイント差)だ。

しかし年収400万円未満でも、満足度が平均点以上の人が約38%いた。一方、年収1000万円以上でも平均以下の人が約29%存在している。調査元は「必ずしも年収がすべてというわけではなさそうです」とコメントしている。

人生の満足度に影響しているものは何かを聞くと、年収400万未満で満足度が高い人にプラスの影響を及ぼしているのは「家族仲」「休日の充実度」「友人の数や友人関係」「異性関係」ということが分かった。

一方で、年収1000万円以上かつ満足度が低い人では、「異性関係」がマイナスの影響を及ぼしており、以降「手取り給料」「労働時間」と続く。調査元は「年収が高くなくても幸せになる秘訣は『人間関係』であることが浮き彫りになりました」としている。

「楽観的に考えてチャレンジできる人が、結果的に高い年収を得ている」

満足要因をさらに分析すると、同じ年収層でも「重要視度」が異なることが分かった。「手取り給料」が人生にどう影響しているかという質問に対し、年収400万円未満の層では、「人生に満足している人」「不満を感じている人」の差分が0.93点と小さい。

しかし年収1000万円以上の人では手取り給料が大きな影響を及ぼすようで、人生満足層と人生不満層で1.92点差が開いた。ちなみに年収400万円未満の人に特に重要視されているのは「友人の数・関係」(差分1.11点)だった。

幸福度を構成する要素として慶應義塾大学の前野隆司教授は「自己実現と成長の因子」「つながりと感謝の因子」「まえむきと楽観の因子」「独立とマイペースの因子」を提唱している。これら4因子を16の質問項目で調査すると、すべてにおいて1000万円以上のスコアが高かった。

因子別に比較すると「つながりと感謝の因子」「独立とマイペースの因子」は年収による差はないが、「まえむきと楽観の因子」「自己実現と成長の因子」は差が大きく、調査元は「楽観的に考えてチャレンジできる人が、結果的に高い年収を得ているということも考えられます」としている。

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