9連休明けで「仕事行きたくない」 ツイート殺到で話題ランキング1位に
昨年12月27日から土日を含め9連休となった、今年の正月休み。社会人にはめったにない長期の休みだが、その反動から1月5日の仕事始めが億劫になる人が続出した。
ツイッターには連休最終日の4日夜から、「明日月曜。仕事。考えただけで憂鬱」という投稿が出現し、5日朝にはピークに。午前10時ころには、ヤフーの「話題のツイートランキング」で「仕事行きたくない」が1位にのぼりつめた。
正月ボケでミス続出「上司が遅刻でまだ来てない」
「早かったな9日間。それにしても働きたくないわー」
「今日から仕事とかもうしんどすぎるー やだやだ」
5日の朝に起きられず「寝坊して、微妙に遅刻してしまいました」という人も結構いるようだ。「上司が遅刻でまだ来てないぞぉ」という投稿もあった。
ツイッターには、こんなネタもあった。小学生は避難訓練の際に「おさない はしらない しゃべらない」の3原則「おはし」を守るように指導されるが、社会人になると「おはし」は「起きたくない 働きたくない 出社したくない」になるのだという。
久しぶりの仕事のために、職場でミスが発生しやすくなってもいるようだ。「早速ミス勃発。正月ボケということで免じてもらいたい」という投稿のほか、
「疲れた…お正月ボケしててみんなミス多い…なんで私が対処しなきゃいけないのさ…」
という嘆きも。新年初日の業務は軽めにする人もいる中で、他人の尻拭いをさせられる面倒も起こっているようだ。一方で、年末から働き通しだった人からは、この騒動を冷ややかに見るツイートも。
「仕事始めって何だよwサービス業に仕事納めも始めもないわ。ずっと始まりだわ」
小売や飲食店などのサービス業は、年末年始は書き入れどき。すでにエンジン全開で働いているようだ。新春バーゲンや新年会で、忙しさはしばらく続くことだろう。
「出来る物なら仕事がしたい」という嘆きも
正月休み明けは年間でも特に会社を辞めたくなる時期、という指摘もある。あるユーザーは、その流れをこう説明する。
「正月休み(楽しい)→仕事始め(苦痛)→得意先新年会(苦痛)→成人の日連休(仕事について考えこんでしまう)→休み明けに退職相談」
会社員経験の少ない入社2~3年目の若者が陥りやすい流れらしく、「僕はそれで辞めちゃった」と書いている。
昨年の1月2日にもヤフー知恵袋には、「正月休み明けに会社を辞めようか悩んでいます」という相談があった。会社の体質が自分に合わないらしく、それまでは何とかやってきたが、「この休みで気が抜けて、休み明けに会社に行く気が全くしません」と書いている。
今年も早速ツイッターには「春までに転職決めて、今の会社辞めたい」という投稿があった。ただ、仕事に行きたくないとは言っても仕事があるだけマシという意見も。ツイッターには、
「仕事始めか~ 無職の俺にはそんなの関係ねえ…!! 出来る物なら仕事がしたい。したくても出来ないこの辛さ!!」
という嘆きの投稿も寄せられていた。
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