女性の希望職種、20代は「土日休み」で選ぶ傾向 人気1位は「一般事務・営業事務」
エン・ジャパンは9月5日、「希望職種」の調査結果を発表した。調査は今年7月~8月にインターネットで実施し、「エンウィメンズワーク」を利用する女性ユーザー336人から回答を得た。
「ウィメンズワーク」で仕事を探している人に希望職種を聞くと、1位は「一般事務・営業事務」、2位は「経理・財務・会計」、3位は「人事・総務」だった。
「家庭と仕事を両立したい」「立ち仕事は家事ができないほど疲れてしまう」との声も
希望職種を選んだ理由を聞くと、「これまでの経験を活かせるから」(60%)が最多だった。寄せられたコメントには、
「自分の経験や資格が活かせる仕事であれば、ブランクがあったとしても、また戻って職場復帰できるから」(36歳)
「これまでの経験が活かせる仕事であれば、即戦力として採用してもらえて給与もいいから」(47歳)
という意見が挙がっている。
次いで、「土日休みの仕事が多いから」、「無理なく働けるから」が同率で43%だった。以下のコメントが寄せられた。
「現在は販売の仕事をしており、勤務時間も不規則で休暇もあまり取れません。プライベートの時間を充実させたいので、一般事務などの土日休みの仕事を希望しています」(23歳)
「子どもがいるので、保育園に預けている時間内で働けるのが条件。土日は家庭があるので、土日祝休みを希望しています」(40歳)
「結婚し、家庭と仕事を両立したいと思っています。力仕事や立ち仕事は、家事ができないほど疲れてしまうので、無理のない程度で働ける職種を探しています」(29歳)
希望職種に就くために取り組んでいること1位「ExcelやWordの勉強」
年代別に比較すると、20代は「土日祝休みの仕事が多いから」(68%)、「無理なく働けるから」(58%)が30代よりも20ポイント以上、上回った。20代は30代以上に比べて、理想の働き方を叶えられる職種かどうかがを重要視しているようだ。
希望職種に就くために取り組んでいることを聞くと、1位は「ExcelやWordを勉強している」(34%)、2位は「資格取得を目指している」(27%)、3位は「希望職種に必要な専門知識を勉強している」(22%)だった。以降、「本を読んで勉強している」(15%)、「その職種に就いている人から話を聞く」(9%)、「オンライン講座などで勉強している」(7%)、「スクールなどに通っている」(4%)だった。
志望している職種に就くために、向上心を持って、自己研鑽と努力をしていることがうかがえる。