「帝王切開は立派なお産」プリキュア出産回に経験者から賞賛の声「世の中の誤解が解ければいい」 | キャリコネニュース - Page 2
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「帝王切開は立派なお産」プリキュア出産回に経験者から賞賛の声「世の中の誤解が解ければいい」

プリキュアはテレビ朝日系列で放送中

プリキュアはテレビ朝日系列で放送中

無痛分娩や帝王切開など、自然分娩以外の出産方法に対しては、未だに偏見が残っている。実際に帝王切開で子どもを産んだという人たちは、

「『楽して産めて良かったね』とか『少しくらい痛い思いしたほうが産んだ気になっていいんじゃない?』とか言われてきてほんとに嫌だった」
「親族に『陣痛を経験しないと本当の母親とは言えない』『あんたの逆子体操が悪かったんじゃないのプギャー」と言われて泣きながらブチ切れた」

とツイートしていた。そうした偏見を覆すような内容に「今日のプリキュアすごくない?」「20年間心に刺さっていたトゲを今になってアニメが抜いてくれるとは」と称賛の声が相次いだ。

インターネット上の医療情報に触れる場面もあった。さあやは帝王切開についてネットで調べ、「赤ちゃんや母体にとっても安全な方法って書いてありました。ネットにあるお母さんたちの声はネガティブなものばかりじゃなかったんです。あやちゃんのお母さんに教えてあげれば、不安も和らぐかも」と医師に相談していた。

しかし医師は、「理論上はね。でも手術を受ける母親の気持ちは別よ。ネットにはいろいろ有意義な情報があるわ。けど、あのお母さんやあのお母さんの赤ちゃんの情報があるわけじゃない」と釘を刺した。ネットの情報を鵜呑みにしないことの重要性と、医師として患者の気持ちに寄り添うことの必要性を説いたようだ。

子ども目線の不安には「お姉ちゃんになる時誰もが思うこと」と共感

また今回の放送では、弟が生まれることに対する長女・あやの葛藤も描き出した。弟が生まれ「お姉ちゃん」になるあやが「弟なんていらない。弟が生まれなければ、ママはあやのママでいられるのに」と泣き崩れたシーンにはあ、「妹や弟ができたら、お姉ちゃんになる時誰もがちょっとは思うこと」と共感する声が上がっていた。

プリキュアでは過去にも出産を取り上げている。8月12日放送の第27話「先生のパパ修業!こんにちは、あかちゃん!」では、終盤、約3分間にわたって出産シーンを描き話題を呼んでいた。

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