2018年カラオケランキング1位は米津玄師「Lemon」――「残酷な天使のテーゼ」など定番曲も多数ランクイン
通信カラオケDAMを提供する第一興商は11月15日、2018年の年間カラオケランキングを発表した。1位は米津玄師さんの「Lemon」だった。
2位は昨年に続き中島みゆきさんの「糸」、3位はスキマスイッチの「奏(かなで)」だった。いずれも2年連続のトップ5入りを果たした。4位には初登場の「さよならエレジー」(菅田将暉さん)がランクインした。
K-POPカテゴリでは10曲中6曲がTWICE
5位は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌だった高橋洋子さん「残酷な天使のテーゼ」。1995年発売だが、カラオケでは定番の楽曲となっていることがうかがえる。
6位は「小さな恋のうた」(MONGOL800)で、7位は映画「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌「ひまわりの約束」(秦基博さん)、8位は2004年発売の一青窈さん「ハナミズキ」だった。9位は荻野目陽子さん「ダンシング・ヒーロー(EAT YOU UP) 」で、1985年のリリースから33年目ぶりのリバイバルヒットとなった。
トップ50のうち初登場は、米津玄師さん「Lemon」、菅田将暉さん「さよならエレジー」、DA PUMP「U.S.A」、King & Prince「シンデレラガール」、星野源さん「ドラえもん」の5曲のみだった。カラオケでは、新曲よりも定番の曲がよく歌われていることがわかる。
歌手別では、米津玄師が初登場1位に。米津玄師さんの楽曲は、「Lemon」以外にも、「アイネクライネ」(12位)、「ピースサイン」(13位)、「灰色と青(+菅田将暉)」(15位)、「LOSER」(23位)の4曲がトップ50にランクインしている。
歌手別2位は2年連続でback number。3位も2年連続でMr.Childrenだった。昨年1位だったRADWIMPSは4位に順位を下げた。今年、芸能界を引退した安室奈美恵さんは6位だった。
ジャンル別に見ると、K-POPでは、1位PSY「カンナムスタイル」、2位TWICE「ライキー」、3位が同じくTWICE「ティーティー」だった。トップ10のうち6曲をTWICEが締めている。
アニメでは、総合でも5位だった「残酷な天使のテーゼ」がトップに。2位は「ひまわりの約束」、3位は「ピースサイン」、4位はDAOKO×米津玄師「打上花火」、5位はRADWIMPS「前前前世(movie ver.)」だった。