アパマン、爆発事故で「消臭代」への不満続出「客に1万5000円支払わせて実際は店員がスプレーするだけ」? | キャリコネニュース - Page 2
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アパマン、爆発事故で「消臭代」への不満続出「客に1万5000円支払わせて実際は店員がスプレーするだけ」?

爆発事故のニュース映像等から、原因となった”消臭スプレー”とは、物件の消臭に使う「ヘヤシュ 消臭・除菌スプレー」ではないかという推測が広がっている。ヘヤシュシリーズを販売する株式会社ヘヤシュの担当者に取材したところ、確かに「アパマンを含む不動産業界」に販売しているという。しかし、一般向けには販売しておらず、価格は非公表だ。

消臭・抗菌代は物件によって異なるが、神奈川県川崎市にある築23年の3LDKのマンションでは、2万円(税抜き)となっている。

スプレーは約120本もあったというが、なぜそんなに溜まっていたのだろうか。『報道ステーション』(テレビ朝日)では12月17日、スプレーを使ったことがあるという別の店舗の元従業員を直撃。その男性は、こう話していた。

「お店が繁忙期とか忙しいときにお客さんから料金頂いて『抗菌やりますよ』って言っているけど、後々気が付いて忘れていたことは結構ある(中略)売り上げには抗菌スプレーを使ったことにはなっていて、それが丸々1本残るのはおかしいことなので、どこかで使い切らないといけない」

使用して空になったスプレーは、本部に返却していたという。使い忘れていた大量のスプレーを使ったことにするために、屋内に巻いていたのではないかという見立てだ。

同社が抗菌代を初期費用に上乗せしながら、実際にはスプレーを噴射するだけか、もしくはそれすらしていなかった可能性があることに対し、ネットでは「消臭ってただのスプレーかよ」「客に1万5000円支払わせて実際は店員がスプレーするだけだったらしいね」と不満を抱いた人も多かった。

抗菌代を受け取ってもスプレーを使わないことはあったのか。使用後のスプレーはどのように処理をしていたのか。キャリコネニュースは、アパマンに問い合わせたが、「現在調査中」という回答だった。

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