既婚者が「セカンドパートナー」を探すマッチングサイトがオープン 肉体関係なしで「不倫ではない」強調
既婚の男女がセカンドパートナーを探せるマッチングサイト「Sepa(セパ)」が2月1日にオープンした。セカンドパートナーとは配偶者とは別に、恋人のような関係にあるパートナーのこと。肉体関係はないため不倫には当たらない、とされている。
セパの公式サイトによると、「結婚後の男女の友達が欲しい、セカンドパートナーが欲しい、配偶者とは出来ないことをしたい、既婚者しかわからない悩みや相談を聞いて欲しい」という人が対象のサービスだという。
セカンドパートナーを持つと「男性は奥さんに優しくなる」?
同サイトを運営するセパクラウドの松本佳子代表によると、セカンドパートナーとは「友だち以上、恋人未満」の存在だという。
「セカンドパートナーを持つと、男女双方にメリットがあります。女性は恋をしたり、ときめいたりすることでキレイになれる。男性も奥さんに優しくすることができます」
同サイトの利用料は、女性は全て無料。男性はプロフィールの閲覧やメッセージの受信のみ無料で、メッセージを送信したり、掲示板に投稿したりするためには、1か月4980円の月額料金を支払う必要がある。ただ90日プランなら1か月当たり3980円、120日プランなら1か月2980円となる。
既婚者向けのサービスだが、未婚でも登録することができる。サイトには「婚活、恋活、友達探し、悩みや相談等様々な目的で活用することが出来ます」とあり、幅広い目的での利用を想定しているようだ。
ユーザーを検索するときは、年齢やエリア、年収だけでなく、資産額や体型、婚姻歴で絞り込むことができる。また目的の項目には「すぐに会いたい」という選択肢もあり、その日に会える異性を探すことも可能だ。
利用には免許証や保険証による年齢認証が必要になる。サイト内ではイニシャルやニックネームが表示され、実名が一切表示されない。不審なユーザーは強制退会させることもあるという。
セカンドパートナーというと、不倫ではないのかと思われることもあるが、「あくまでも友だちを作るためのマッチングサイトで、不倫を推奨するものではない」(松本代表)という。
「以前、既婚者合コンに行ったことがあるのですが、男性は不倫目的の人が少なくありませんでした。しかし女性はあくまでも友だちがほしいという人ばかりでした。既婚の女性には、異性の友だちを探している人が多いと感じ、サービスを立ち上げようと思いました」
サイトの立ち上げから2月8日で1週間。女性は20~30代の登録が多く、男性は30~50代の登録が多いという。