好きな武将、東西で違う傾向 東京「伊達政宗」、大阪「真田幸村」、7位に「明智光秀」が共通でランクイン | キャリコネニュース
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好きな武将、東西で違う傾向 東京「伊達政宗」、大阪「真田幸村」、7位に「明智光秀」が共通でランクイン

好きな武将、東西で違う傾向

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戦国武将・明智光秀が築いた福知山城のある京都府福知山市。同市は2月13日、「明智光秀イメージ調査」の結果を発表した。調査は2018年11月にネット上で実施し、東京都・大阪府在住の20~70代計1000人から回答を得た。

好きな戦国武将を聞くと、東京・大阪共通して1位は「織田信長」(東京:38.6%、大阪:39%)だった。同じく共通して7位に「明智光秀」(東京:11.4%、大阪:13.6%)がランクインした。

明智光秀の印象、若者は「裏切り者」、シニア層は「教養人」

2位以降、東京は「伊達政宗」(30.6%)、「真田幸村」(27.2%)、「徳川家康」(27%)、「武田信玄」(21.4%)、「豊臣秀吉」と続く。大阪は「真田幸村」(36%)、「豊臣秀吉」(26.6%)、「伊達政宗」(26%)、「武田信玄」(19.2%)、「徳川家康」(17%)となった。

明智光秀を好きか嫌いか聞くと、「どちらでもない」(67.7%)が最多で、「好き」が19.8%、「嫌い」が12.5%となった。同市は「『好き/嫌い』に至るまで光秀を知らないということが読み取れます」としている。

光秀のイメージを聞くと、最も多いのは「策略家」(39.3%)で、次いで「裏切者」(35.5%)となった。本能寺の変で主君の織田信長を倒したイメージが強いことが影響しているようだ。

世代別にみると、20~30代は「裏切りもの」(20代:49.3%、30代:49.2%)が高く、60~70代は「教養人」(60代:36.3%、70代:37.9%)、「良君」(60代:23.8%、70代:26.4%)が高くなった。若い世代は「裏切り者」、シニア世代は「教養人、良君」というイメージがあるようだ。

若者の7割、「明智光秀が福知山にゆかりがあると知らない」

「明智光秀」と言われて連想する人物は、「織田信成」(69.5%)が最多。また光秀の子孫とされる「クリス・ペプラー」は10.3%となった。織田信長と明智光秀の関係性から「織田信成」を連想する人もいることがわかった。

福知山市が明智光秀ゆかりのまちであることを「知っていた」(15.4%)、「そのようなことを聞いたことがある」(25%)と合わせても4割に留まった。年代別にみると、60代の47%、70代の54.3%が認識している一方で、20代(68.9%)、30代(65.4%)の7割が「全く知らなかった」と回答している

また福知山市のイメージを聞くと、「明智光秀ゆかりのまち」との回答は2割(19.6%)に留まる一方「JR福知山線脱線事故」(東京:47.8%、大阪:37%)、「花火大会露店爆発事故」(東京:7.8%、大阪:23.8%)という回答が目立った。

同市は今後も「知られざる光秀の魅力や福知山とのゆかりを全国に発信していきたいと思います」としている。

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