あおり運転被害、約半数のドライバーが経験 「運転手がおりてきて威嚇された」という人も | キャリコネニュース
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あおり運転被害、約半数のドライバーが経験 「運転手がおりてきて威嚇された」という人も

なくならないあおり運転被害

なくならないあおり運転被害

楽天インサイトは9月25日、「あおり運転に関する調査」の結果を発表した。調査は9月頭にインターネット上で実施。20代から60代の男女で月に1回以上運転をする1000人から回答を得た。

あおり運転をされたり、されているところを見たりした経験があるかを聞いたところ、「他人があおり運転をされているところを見た」(49.8%)、「自分があおり運転をされた」(49.7%)という結果になった。女性よりも男性の経験者の方が多く、10ポイント以上上回った。

あおり運転されて「警察に通報した」という人は3.5%

あおり運転された経験がある人に具体的な被害内容を聞いたところ一番多かったのは、「車体を接近させて追跡された」(54.3%)で半数以上になった。次いで「パッシングされた」(41.6%)、「左車線からの急な追い越しをされた」(31.8%)、「必要のないハイビームをされた」(31.2%)などが続いた。

「暴言を吐かれた」(14.5%)、「目の前に急停車された」(12.3%)「運転手が車内からおりてきて、威嚇された」(11.5%)という回答も1割以上あった。悪質な被害に遭っている人も相当数いるようだ。「ものを投げつけられた」という回答も3.4%あった。

あおり運転をされたきっかけとして思い当たる行動についても聞いたところ、そもそもとして「思い当たる行動はない」(36.0%)が4割弱を占めており、最多となった。思い当たる分については、「車線変更をした後」(19.3%)が最多で、「周囲よりも遅い速度で走っていた後」(17.7%)、「追い越した後」(14.9%)と続いた。

あおり運転をされたときにとった対処法については、「道を譲った」人が4割を超え最多だった。「何もしなかった」と回答した人も3割程度いた。「警察に通報した」という人は少数ではあるが3.5%いた。

あおり運転をされないために普段からとっている対策は、「なるべく車間距離をとる」(54.3%)、「不審な車には近づかない」(52.6%)、「無理な割込みはしない」(52.6%)が上位を占めた。

あおり運転の厳罰化に向けた規定や法律の整備について、「強く望んでいる」(64.5%)、「望んでいる」(32.1%)の合計が9割を超えた。厳罰化の声は強まっているようだ。

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