「外出時にマスクを着用しない」とした人に理由を聞いたところ、

「周りがしてくれているので、自分がする必要はないと思っているから。自分がコロナに感染している可能性はないと思っているから」（50代女性）
「コロナに効き目のあるFFP2マスク以外はあまり意味がないと思うので。また外出禁止中にマスクだけを買うために出かけたくなく、まだ手に入れていない」（40代女性）

などの声が寄せられた。「時々マスクを着用しない」と回答した人からは、

「仕事場（主に一人で切り盛りする店舗）や人が密にならない場所では息苦しいため外していることが多々あります」

とマスクの息苦しさを理由とする声も挙がった。

「現在マスクを持っているか」を聞いたところ、9割近くは「マスクを持っている」（89.2％）と回答。一方、約1割は「持っていない」（8.9％）、「持っているが無くなりそう」（1.2％）と答えた。また、わずかながら「持っているが使わない」（0.7％）という人もいた。

「疫病のマスク神話は、世論の過剰な動きに見えます」

コロナ禍の中で「マスクが必要だと思うか」を聞いたところ、9割以上が「マスクは必要・どちらかといえば必要」（96.7％）と回答。一方で「必要ない・どちらかといえば必要ない」（3.2％）とする人も少数いた。

「マスクは必要」と回答した人の理由としては、

「自分が感染してたらうつす可能性があるし予防でもあるから。それと世の中で常識化してるので、マスクをしてないと、白い目で見られるから」（50代男性）

と周りの目を気にする声が寄せられた。一方で「マスクは必要ない・どちらかといえば必要ない」とした人からは、

「複数の海外のウイルス研究者や医師がマスクには感染防止の効果について慎重な意見を述べているためです。一枚あたり数十円のマスクで感染防止が可能であれば、ここまでの騒ぎにはなっていません」（30代男性）
「疫病のマスク神話は、世論の過剰な動きに見えます。シートベルトをしても死ぬときがあるように、補助具だけでは生きられません」（40代男性）

などとマスクの効果に対して、過剰な期待を持たないという理由が寄せられた。