マイボイスコムは8月3日、「レジ袋の有料化」に関するインターネット調査の結果を発表した。調査は7月1日~5日に実施し、10220人から回答を得た。
2020年7月からプラスチック製レジ袋の有料化が始まったが、このことについて知っている人は89.7%だった。
有料化以降、8割がエコバック持参かリュックに入れる
レジ袋有料化前に買い物時に利用していた袋について聞くと、「無料のレジ袋」が最も多く68.8%。僅差で「持参したエコバッグやカバン、リュックなど」(64.8%)が続いた。
性年代別では、女性40~70代は「持参したエコバッグやカバン、リュックなど(ビニール袋以外)」が8割だった。他方、10~30代は男性・女性ともに「無料のレジ袋」が8割となった。
有料化以降、食料品・飲料を買うときに利用することが多くなったのは「持参したエコバッグやカバン、リュックなど」(78.5%)が最多だった。「持参したビニール袋・レジ袋」は39.2%で、「有料のレジ袋」は14.8%となった。
持参する人は、理由として「レジ袋が有料だから」を挙げる人が7割。「店によっては、エコバッグ利用でポイントがたまる」といった声も2割いた。
有料化以降にレジ袋を利用する頻度については、「減る」(44.1%)と「やや減る」(16.6%)の合計が6割となった。具体的には、
「環境問題の解決になんて全くならないのでばからしく、有料化して儲ける人たちにお金がいかないようにするために、有料の袋を使わない」(男性49歳)
「ちりも積もれば、で金額がバカにならないと思う。またビニールを減らすことが環境に必須なので遅すぎの感もあるので、しっかりビニールごみを増やさないことに協力したい」(女性70歳)
といった声が寄せられた。「変わらない」という人は24.9%で、大半はもともとエコバック等を持参していた人が多いようだった。