幸福度の高い都道府県1位は「宮崎県」 新型コロナ感染者少ない「岩手県」「鳥取県」も急伸 | キャリコネニュース
おかげさまで9周年 メルマガ読者数
65万人以上!

幸福度の高い都道府県1位は「宮崎県」 新型コロナ感染者少ない「岩手県」「鳥取県」も急伸

幸福度1位は宮崎県

幸福度1位は宮崎県

ブランド総合研究所は8月10日、「第2回地域版SDGs調査2020・都道府県版」の結果を発表した。調査は今年6月に実施し、各都道府県から約340人ずつ計1万5991人から回答を得た。

都道府県の住民に、「あなたは幸せですか」と質問。「とても幸せ」(100点)、「少し幸せ」(75点)、「どちらでもない」(50点)、「あまり幸せではない」(25点)、「あまり幸せではない」(0点)の比重で加重平均を出した。

幸福度が最も高かったのは、昨年に引き続き宮崎県(幸福度74.0点)、2位は沖縄県(72.2点/昨年5位)、3位は大分県(70.3点/昨年18位)となった。

新型コロナの影響? 全体的に幸福度が低下

4位以降、福井県(70.1点)、石川県(70.0点)、鳥取県(69.8点)、京都府(68.8点)、富山県(68.7点)、熊本県(68.6点)、香川県(68.2点)がトップ10に入る。なお首都圏の都道府県を見ると、東京は25位、埼玉県は30位、神奈川県は31位、千葉県は42位だった。

最も幸福度が低いのは秋田県(61.1点)。次いで、佐賀県(61.3点)、福島県(61.4点)、青森県(61.8点)、新潟(61.9点)、千葉県(62.8点)、山口県(63.2点)、山形県(63.6点)と続く。

47都道府県平均では、「とても幸せ」(24.5%)と「少し幸せ」(36.4%)の合計が6割となった。ただ、「とても幸せ」の割合は前年(25.6%)より減少しており、同社は「新型コロナの影響で幸福度が少し低下している」としている。

前年から最も幸福度の伸びが大きかったのは岩手県で、46位から24位にランクアップした。同社は「岩手県は8月9日時点で感染者数は7人と全都道府県の中で最も少なく、鳥取県(昨年26位から6位)は21人と2番目に少ない」とコメント。新型コロナの感染状況が影響した可能性もありそうだ。

幸福度2位の沖縄県については「交通機関や道路の渋滞や混雑」の悩みが21.6%から6.5%、「詐欺・盗難・犯罪」の不満が12.3%から8.3%へと減少している。その背景には外国人観光客の急減が関係しているのではないかと推測している。

教育に関する悩みも前年より大きく減少しており、同社は「いずれも新型コロナウイルス感染症の影響が大きいと思われるが、こうしたことが幸福度の上昇につながった可能性が大きい」としている。

なお年代別に幸福度を見ると、「とても幸せ」「少し幸せ」と回答した人の合計が最も多かったのは60代以上(73.5%)で、次いで20代(59.0%)となった。一方、最も低いのは40代となっている。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

アーカイブ