ヤフー知恵袋に8月中旬、「義母にビンタされました。皆さんなら旦那さんに話しますか?」という相談があった。相談者は結婚1年目の20代女性。ある日、60代後半の義母から「暑くて買い物に行けないから夕食のおかずを持ってきてほしい。煮魚が食べたい」と連絡が来た時のエピソードを綴っている。
相談者は、義母の好みが分からなかったため、煮魚、肉じゃが、きんぴらごぼう、茄子の煮浸し、タコとワカメの酢の物など7品目を作り、持参した。ところが、玄関先で手渡すと、中を見た義母にタッパーを落とされたという。
「こんなの持ってきて嫌味?嫁がこんなの持ってきたら私の立場がなくなるじゃない。そんな事も考えられないの?」
釈明しようとすると、すぐにビンタされた。さらに義母は「言い訳しようとするな。姑が言った事には『はい、すみません、ありがとうございます』でしょ」などと続けたという。(文:okei)
「子ども作る前に離婚してくれればいいのに」とまで言われ
あまりにも理不尽な義母の言動だが、相談者は今後や夫のことを考え、反論したいのをこらえた。「すみません、失礼します」とだけ言って帰ろうとしたところ、背中越しに「子ども作る前に離婚してくれればいいのに」とまで言われたという。そのまま車で待つ夫のもとに戻ったが、異変に気づいた夫に問い詰められても笑って取り繕い、話すことができなかった。
「私が話すことで、主人は両親と絶縁してしまうのではないか。私のせいで主人から両親を奪ってしまうのではないか。と考えてしまって話せずにいます」
と悩んでいるようで「皆さんなら旦那さんに話しますか?」と問いかけていた。
実はこの前日、義母が相談者夫婦の家に「夕飯を食べに行く」と言い出したが、夫が新型コロナを理由に断っていた。このため、嫁に怒りの矛先が向いたと思われる。おそらくどんなものを持って行ってもケチをつけられただろう。
義母が嫁をいじめる心理については、先日キャリコネニュースでも「息子の嫁に嫉妬して嫌がらせしてしまう」という記事を出したばかり。息子の嫁が美人で、友人も多く完璧で「息子や孫を取られてしまうような嫉妬心が消えない」と本音を吐露していた。この義母も、料理上手で如才ない嫁に嫉妬していたのかもしれない。
「わたしだったらその場で往復ビンタをしてやります」など怒りの声
この相談には義母に対する怒りと、相談者に対して励ましの回答が相次いだ。
「信じられないくらい最悪な義母です!私ならすぐ旦那に言います!」
「何も言わないと義母が味を占めて、更に嫌がらせをして来る可能性があるので、先ずは事実だけをご主人に話しましょう」
「あなたがご主人さんにその事を伝えて絶縁になってしまっても、それはあなたのせいですか?それは義母がもたらした事です」
中には「我慢しなくていい、わたしだったらその場で往復ビンタをしてやります」などと”すぐにやり返す”という過激な意見もみられた。回答は、満場一致で「夫に言うべき」と勧める声ばかり、自分が殴られたかのように怒りを露わにする人も多かった。絶縁になっても義母の自業自得、といった声も多い。
これらのアドバイス通り、相談者が夫に事実を打ち明けたところ、夫は妻に謝罪した上で両親と縁を切ってきた。どうやらこれまでにも、相談者の知らないところで許しがたい言動が繰り返されていたようだ。絶縁が決まったタイミングで、夫は初孫を妊娠していることを初めて義母に伝えると、夫が一人っ子ということもあり泣きつかれたそう。その後は「主人からの提案で引っ越しもする事になりました」と相談者は報告している。