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「店は跡形もなく消えていました」 休憩は段ボールの上、トイレは倉庫の和式… 従業員を粗末に扱い続けたツケ

画像はイメージ

経営センスのない上司が指揮を執ると、現場は混乱し、最終的には組織そのものが立ち行かなくなることがある。大阪府の40代女性は、かつて勤務していた職場の「ダメダメだった」内情を明かした。(文:篠原みつき)

当時、女性は某インフラ系企業の子会社が運営する店で働いていた。そこに親会社から出向でやってきた部長が、「全く販売店のノウハウを知らない人」だったという。その指示は現場を困惑させるものばかりだった。

「予算がないからと商品在庫はスカスカ、更に食品は期限が切れるからと、品数を絞るために、売れたものから扱いを止めるのです」

発注センスが皆無「何十万もかけて怪しい健康食品を増やしたり」

売れ筋商品こそ利益の源泉だ。女性が「いやいや、売れるものこそ補充して、最後まで売れ残った物を処分セールで売り切るべきでしょう」とツッコミを入れたくなるのも無理はない。

さらに部長のお金の使い方も不可解だった。「何万もかけて狭い店内を飾りつけたり、何十万もかけて怪しい健康食品を増やしたり」していたという。一方で、従業員の働く環境は劣悪なまま放置された。

「そのお金があったら、まともなトイレや休憩スペース1畳分でも作れるでしょう。倉庫の一角に、寒風吹き荒ぶ上に音がダダ漏れの和式トイレが1個あるだけなんだから。バイトが納品段ボール箱の上でカップラーメンやパンをかじっているの、知ってるでしょう?」

「私は特別だからぁ~」と働かないパート

部長のえこ贔屓も酷かったようだ。お気に入りのパート女性は、どんなに店内が混雑していても品出しやレジを手伝わず、一人悠々と商品紹介のポップを書いていたという。

「『いや、私は特別だからぁ~』だそうです」

さらに、「売り上げが足りない時は、その分従業員に買わせる」という、いわゆる自爆営業も横行。「物は沢山あっても買いたいものが何もない、そんな店でした」と女性は振り返る。

結局、女性は見切りをつけて退職した。その判断は正しかったようで、

「辞めた2年後、たまたま店の前を通りかかったら、店は跡形もなく消えていました」

倒産したのか撤退したのかは定かではないが、あの経営方針では長く続くはずもなかっただろう。現在はイベントスタッフとして働く女性。当時の経験は反面教師として生きているようだ。

「今の私なら、商談も売り場の提案も販売もできるし、黙って部長の好きにはさせないと思います。ああ、昔にかえってダメダメだった店を仕切りたい!」

と、今なら店を立て直せるという自信をのぞかせた。

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