世帯年収600~800万円の働き方事情「1日16時間勤務。人の倍は働いているのに税金を払ったら終わってしまう」 | キャリコネニュース
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世帯年収600~800万円の働き方事情「1日16時間勤務。人の倍は働いているのに税金を払ったら終わってしまう」

やっぱり多忙?年収600~800万円の働き方事情

やっぱり多忙?年収600~800万円の仕事事情

それなりの収入があれば、生活も安定しやすい。そうすると、仕事面も気になるところだ。世帯年収600~800万円の40代男性はキャリコネニュースに、

「現在の生活に特に不満はないが、余裕とも言えない。それでも残業ゼロで、この給与なら良い方だろう。ただ、暇過ぎるという悩みもある」(神奈川県/メーカー系)

といった声を寄せている。一方で、愛知県の50代男性は、

「世帯年収約700万の自営業者(パン屋)です。1日16時間勤務、つまり人の倍は働いているのですから、収入が多いとは思えません。どれだけ頑張っても、ほとんど税金を収めて終わってしまいます。高すぎる税金を何とかしてほしい。正直余裕などはまったくありません」

という。福岡県の20代男性も多忙な仕事事情を語る一人だ。男性は専業主婦の妻と、子どもが1人の3人家族。リフォーム関係で個人事業主をしており「目を覚ましてから眠るまで、一日中、手か頭で仕事をしている」という。(文:鹿賀大資)

休日も仕事のことが頭から離れず「純粋な休みはほぼナシ」

男性はフリーランスのため、比較的、自由に動ける方だ。労働時間は1日1時間程度という時もあれば、はたまた3日間の通し作業など幅広い。休日については、

「取れても月5日程度。休みだろうと電話は来るし、仕事の計画を考えているので、純粋な休みはほとんどありません」

と不満を漏らしている。出勤時間は早いときで5時。遅ければ午後。帰りの時間も不規則なことが多いようだ。休みも少なく、多忙な毎日を送っているが、男性は「会社勤めのようなストレスはない」と打ち明ける。

「そもそも好きでしている仕事なので、趣味みたいなものです。しかも年間800万円ほどもらえて、これで不満に思うことなどありません」

そうは言っても「個人事業主のため何の保証もありません」と不安は拭えない。それでも、「現在の生活スタイルを変えることはない」という。

「経費が認められず、毎月数万円を自腹で支払っている」

不動産・建設系勤務の愛知県の40代男性は、「業界トップの会社なのに」と不満を募らせる。会社は表向き週休2日、現場も土日休みとしている。しかし実際のところ、工期不足や単価も合わないことから、月に3日ほどしか休めないという。

「基本給は良い方だが、経費が認められず毎月数万円を自腹で持ち出している。それに残業も認めてもらえない。ここ最近の職場はコロナの影響で、とにかく経費を下げたい空気が漂っている。管理職も辞める発言を待ち構えている」

ちなみに男性の年収は800万円で「生活に余裕はある」という。しかし男性自身や家庭で使う分を考えると、実質的に「年収600万円を切っている」と述べている。

※キャリコネニュースでは引き続き「あなたの世帯年収への不満を教えてください」「テレワークで快適なこと・つらいこと」などのアンケートを実施しています。

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