派遣で働く30代女性の怒り「セクハラされても”うまくかわすのも派遣の仕事”。派遣女性はレクリエーション要員」 | キャリコネニュース
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派遣で働く30代女性の怒り「セクハラされても”うまくかわすのも派遣の仕事”。派遣女性はレクリエーション要員」

派遣社員の不満を紹介する

派遣社員の不満を紹介する

派遣社員スタッフに寄り添い、気持ちよく働けるようサポートすることは派遣会社の仕事のひとつだ。しかし、中には信じられない対応をする”残念な派遣会社”も存在する。

「事務関連で事前にお願いしたことが実施されなかった。その後も何の説明もない。催促しても返答がなく困った」(40代女性/派遣社員/年収100万円以下)

ほかにも、キャリコネニュース読者から寄せられた「派遣会社に対する派遣社員の不満」を紹介する。(文:大渕ともみ)

「たとえ派遣社員だとしても尊厳がある」

派遣社員の30代女性(年収100万円以下)は、派遣先社員からのしつこいのみの誘いや、ひどいセクハラに悩まされていた。派遣会社に相談するも、まったく対応してもらえなかったと嘆く。

「『うまくかわすのも派遣の仕事です』とうやむやにされた。派遣会社は、派遣先と派遣社員の間を取り持つものだと思われているが、実際は派遣先におもねっている」

派遣会社の対応はもとより、派遣先の社員の認識にも問題がありそうだ。女性は派遣社員として長く働いてきたが、「『派遣の女性はレクリエーション要員』と考えている社員は多い」という。女性は、

「たとえ派遣社員だとしても尊厳があるし、業務を下支えしている外部の人間だということは認識すべきだと思う」

と綴る。派遣先で弱い立場にさらされやすい派遣社員。派遣会社が矢面に立たないとなれば、一体誰がその尊厳を守るのか。

コロナ禍でやむを得ず派遣社員に……派遣会社の対応に不信感

新型コロナウィルスの影響で職を失った40代女性は、やむを得ず派遣会社に登録をした。しかし、立て続けに起こる派遣会社のいい加減な対応に不信感を抱いたという。

「勤務条件を記した書類は間違いだらけ。こちらからのリクエストや質問メールは何日も放置。一番ひどかったのは、個人のメールアドレスを面接する会社に勝手に送られたこと。とにかく派遣会社ってこんなにいい加減なのか?と驚いた」

派遣会社に担当者の対応不備を申し立てても、「単なるミス」で片づけられてしまった。本当に派遣先へ応募したのか怪しく感じることさえあったという。

女性は無事に派遣先が決まったものの、担当営業からの電話連絡が夜中の時間帯であったことが原因で「最後まで不快な思いをした」と怒り心頭だ。

ほかにも、

「入った人が絶対に契約更新しない・3か月ひたすら我慢の仕事量・社員からの罵倒がひどいなど、過酷な現場に2社連続で派遣された。『35歳以上の派遣社員は、我慢が必要な現場に回す』と大手派遣会社の担当者に言われ、不公平だと感じた」(30代女性/派遣社員/年収300万円)

などのエピソードが寄せられた。

※キャリコネニュースでは引き続き派遣社員の不満「新型コロナで退職を決意した人」に関するアンケートを募集しています。

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