SheepDogは6月3日、「現状の給与への満足度に関するアンケート」の結果を発表した。調査は5月にネット上で実施し、20~59歳の400人から回答を得た。
正社員で現在の給与に「不満」と回答した人は84.3%にのぼる。3万円以上の給与アップを希望している人は約8割ということが分かった。日本で働く正社員は給与への満足度が低いようだ。
50代の35%は「10万円以上アップ」を希望
「10万円以上アップ」を希望している正社員を年代別にみると、最も高かったのは50代で35%。調査元は背景として、子どもの教育費などで出費がかさむことを指摘する。なお20代17%、30代23%、40代19%となっている。
また、5万円以上の給与アップを希望している世帯は、どの世帯年収帯でも約半数となった。特に、世帯年収600万円以上~800万円未満では6割にのぼる。年収がある程度あっても給与に満足しているわけではないようだ。
現状の給与に「満足」と答えた人で、未婚者は18.2%、既婚者は11.8%。未婚者であれば自身の生活費以外に出費がなく生活に余裕があるため、既婚者に比べて満足度が高くなったと調査元は推測している。