同じ世帯年収900万円台といっても、その内情はさまざまだ。キャリコネニュース読者から届いた、2家庭の声を紹介する。(文:福岡ちはや)
※キャリコネニュースでは世帯年収に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/6FE3D7NZ
「毎週デパートで買い物をしてしまう」
派遣社員として働く広島県の20代後半女性は、世帯年収900万円。「夫婦2人の生活なので、平日は半分くらい自炊、週末はほぼ外食」と食費にお金をかけていることがうかがえる。ほかにも、
「私の美容院やネイル、エステなどの美容費が月6万円程度」
と、ちょっとした贅沢による支出が多い印象だ。女性は、
「家賃がかからない分貯蓄も心がけていますが、毎週デパートで買い物をしてしまうので、なんだかんだすぐお金が消えます」
と嘆いていた。
「親からもらった築48年のボロ屋に住み、小遣い月2万円」
茨城県の40代前半男性(その他/正社員)は世帯年収950万円。男性には3人の子どもがいるという。
「私の給料で普段はやりくりして、妻の給料は全額投資しています。貯蓄率は45%ぐらいです」
「親からもらった築48年のボロ屋に住み、小遣い月2万円で質素倹約に努めてます。趣味はジョギング、筋トレ、料理、読書など」
男性は「本当の豊かさとは、お金のかからないことだと思ってます。そんなんで44歳で準富裕層の底辺です。何でも買えると思うとお金は使わなくなりました」と胸の内を明かしていた。