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「ここにいたら文字通り殺されかねない」 3日で退職した40代男性が感じた恐怖

画像はイメージ

入社した会社がとんでもない企業だった場合、一刻も早く辞めたくなるだろう。今回はキャリコネニュースに寄せられた、大阪府の40代男性(素材・科学・食品・医薬品技術職/正社員/年収650万円)の体験談を紹介する。

男性は製造業の仕事を3日で辞めた。というのも、命を危険を感じたからだ。(文:コティマム)

※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H

「下手したら死ぬ方法を教えられました」

男性は入社してすぐに研修を受け、3日目で現場に入った。

「最初の2日は簡単な会社の歴史や経営理念、仕事の知識などを教えられる座学でした。3日目に現場に入り、上司に間違った仕事のやり方を教えられて、大惨事になりかけて辞めました。上司から気に入られなかったのか、上司自身が本物のサイコパスなのかはわかりませんが、言われた通りにしたら下手したら死ぬ方法を教えられました」

男性はその上司の指示について「原子力関係の仕事ではありませんが、東海村JCO臨海事故(※1999年に茨城県那珂郡東海村にある株式会社ジェー・シー・オーの核燃料加工施設で発生した原子力事故)のような、死と隣り合わせの非正規の方法を、新人にあたかも正規のマニュアルのように教えた感じです」と例えている。

「私が(上司から)教わった通りに危険なやり方をしているのを見て、同僚が止めてくれて助かりました。この上司は以前も同じことをしているようで、言葉は濁していましたが死人も出たような口ぶりでした。ここにいたら文字通り殺されかねないと思い逃げました」

この時男性が本能で感じとった恐怖や危機感は間違っていなかった。

「辞めて数年後に、今度は本当に死亡事故が起きて従業員の告発で当時の上司が逮捕され、その後会社は潰れました」

「とにかく殺される前に辞めてよかった、それだけです」

なんと本当に死亡事故が起きてしまっていた。しかも元凶は男性を指導した上司だ。

「(事故は)昔のことなので、何らかの圧力が働いたのか地方欄に小さく載っただけですが、今なら全国報道されたり、(週刊)文春あたりが踏み込んでもおかしくない闇でした。とにかく殺される前に辞めてよかった、それだけです」

男性は現在も、別の地方で同業種の仕事をしている。現在の会社は、「当然ながら危険を伴う定型業務は全てマニュアル化され、従業員の安全には万全の注意を払っているまともな会社」だという。

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