「ビッグデータ」とは何を意味する言葉なのか? | NEXT DX LEADER

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「ビッグデータ」とは何を意味する言葉なのか?

【初心者向け】DX用語を3分で解説!ビッグデータ編 より

この動画で学べること

  • ビッグデータとは何か?に関する基礎知識。
  • DXとビッグデータ収集・分析との関係。
  • ビッグデータの特徴を決める要素について学べること。

こんな人におすすめ!

  • 会社でDXやいきなりビッグデータ分析の担当に命じられた人。
  • ビッグデータに関してほとんど予備知識のない人。
  • ビッグデータは何のために必要なのか考えるきっかけが欲しい人。

ビッグデータの特徴を決める「5つのV」

DXを学びたい男性
この動画ではどんなことが学べるの?
DXに詳しいロボット
よく話題にあがる「ビッグデータ」という言葉について、基本的な解説をしているよ。初心者向けなのでこの動画だけでは理解は深まらないけど、企業のDXを検討するうえで欠かせない領域だし、データに対して苦手意識があってまったく知識がない人には、いいきっかけになる。
DXを学びたい男性
そもそもビッグデータって何のことなの?
DXに詳しいロボット
ビッグデータとは、文字通り膨大なデータのことで、それが何テラバイトか何ペタバイトかといった定義が注目されがちだけど、それを分析することで何らかの価値を生むデータである、ということが最も重要であることを忘れてはいけないと思う。

価値というのは、企業にとっては経済的な価値であることが重要だけど、それ以外にも交通事故を減らすとかの社会問題を解決したりする場合もある。いずれにしても、何の価値を生まないのであれば、どれだけ大量のデータがあっても無意味だからね。

動画では、ビッグデータの特徴について、価値(Value)だけでなく、量(Volume)、速さ/頻度(Velocity)、多様性(Variety)、正確さ(Veracity)といった「5つのV」について解説しているよ。それぞれの意味については動画を見てほしいけど、これらの要素がある程度揃って、初めてビッグデータと呼ぶにふさわしい資産になるということだ。

重要なのは「データを分析して価値を生むこと」

DXを学びたい男性
具体的に、ビッグデータはどんな形で使われているの?
DXに詳しいロボット
この動画では、小売店舗が売上データや顧客データを分析して在庫管理や需要予測に活用するとか、オンラインショッピング会社が購入データや閲覧データを分析してマーケティングや広告に活用する、といった例に簡単に触れている。

他の動画では、回転すしのスシローがお皿にチップを入れて寿司ネタの需要を分析し、寿司の廃棄量が大幅に減少した例とか、自動車メーカーのホンダがカーナビのデータを分析し、事故が起きやすい場所を特定して対策につなげ、事故の件数を減らした例が紹介されていたよ。
DXを学びたい男性
大量のデータを前に、何かに使えないものかと考えるのもいいけど、会社にとって大事なことや知りたいことは何かをあらかじめ絞り込んで、それを明らかにするデータはどれか、分析方法は何かと考えるアプローチ方法もありそうだね。
DXに詳しいロボット
同感だね。自社にとって必要な分析をするためのデータが、もし収集できていなかったのであれば、あらためて収集する方法を考えればいいわけだし。

5GとかIoTとかAIとか、大量のデータを収集、分析する手法が増えたのは確かだし、それで初めて可能になったことも少なくない。でも重要なのは、データを分析して価値を生むこと、特に企業にとっては経済的な価値を生むことであって、そこを強く意識せずに漫然とデータを収集、分析することのないようにしたいものだ。

なお、ビッグデータに関連するDX人材の職種として、データアナリストやデータサイエンティストといったものがあるので、そちらの動画もあわせて見ると理解が深まると思うよ。

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YouTube:【初心者向け】DX用語を3分で解説!ビッグデータ編

考察記事執筆:NDX編集部

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