採用担当が語る“学歴”のリアル「短大・専門学校卒にまで応募条件を下げたら、優秀な人がかなりいた」 | キャリコネニュース
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採用担当が語る“学歴”のリアル「短大・専門学校卒にまで応募条件を下げたら、優秀な人がかなりいた」

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就職や転職の際に気になってしまう学歴。「自分の部署で採用活動をしている」という東京都の30代男性(IT・通信系/正社員・職員/年収650万円)は、学歴の必要性を実感したエピソードを語ってくれた。(文:草茅葉菜)

※キャリコネニュースでは学歴をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/K0DQY3O9

どんなに優秀でも4大卒以外は「面接の土俵にさえ上がることができない」

以前、男性の会社は大卒しか採用しておらず、高卒者や専門・短大卒は弾いてしまっていた。「そもそもエージェントから紹介すらされていなかった」という。

しかし近年の人手不足で「特に30歳前後の若手中堅クラスが全然採用できない」ことから、試しに応募条件を短大・専門学校卒にまで下げたところ、

「4大卒よりも優秀な人がかなりの割合でいた。彼らは口々に『ある程度以上の規模の企業になると、書類選考の時点で落とされてしまって』と言っていた」

これについて男性は、

「逆に考えれば、どんなに優秀でも4大卒ではないというだけで面接の土俵にさえ上がることができないという現実がある」

と実感したという。学歴が全てではないが、学歴がないと得ることのできないチャンスもあるようだ。ただ、通常なら上がってこない人材の中から優秀な人を見つけるのも採用担当のちからの見せ所だろう。

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