この動画で学べること
- 「機械学習」の意味と、学習の種類が分かる。
- 機械学習と「人工知能」や「ディープラーニング」との関係が分かる。
- 自社における「AI活用策」を考えるベースとなる知識が得られる。
こんな人におすすめ!
- 「機械学習」や「人工知能」について、実はよく分かっていない人。
- AIなんて理解できないと諦めながら、投資判断に携わっているマネージャーや経営者。
- 自社でもAIを使って何かやれ、と言われ途方に暮れているプロジェクトリーダー。
人工知能>機械学習>ディープラーニング
この動画ではどんなことが学べるの?
「機械学習とは何か?」について、非常にコンパクトかつ正確に整理してくれているよ。経営陣やマネージャークラスになれば、ITについてある程度詳しくなければならない時代といわれているけど、エンジニア職でもないと何から勉強すればいいのか分からないよね。
もっと厄介なのは、なんとなく分かった気になって議論に加わってしまうこと。誤った理解をしていたために、取り組みのチャンスを逃したり、間違ったリスク対応をしたりすることがある。責任ある人が知ったかぶりでは、やっぱりまずい。
もっと厄介なのは、なんとなく分かった気になって議論に加わってしまうこと。誤った理解をしていたために、取り組みのチャンスを逃したり、間違ったリスク対応をしたりすることがある。責任ある人が知ったかぶりでは、やっぱりまずい。
確かに「機械学習」って耳にしたことはあるけど、それが何を意味するのか、あらためて考えるとよく分かってない。
そういう人は多いと思うんだ。例えば「機械学習」に関連していそうな単語として、「人工知能」とか「ディープラーニング」といった言葉を聞くけど、どういう違いがあってどう関係しているか、よく分からないよね。
投稿者のキノコードさんによると、人間のような知能をコンピュータに持たせる技術である「人工知能」が一番大きな概念で、それを実現するひとつの技術が「機械学習」。「ディープラーニング」は、機械学習の手法のひとつと説明しているよ。
投稿者のキノコードさんによると、人間のような知能をコンピュータに持たせる技術である「人工知能」が一番大きな概念で、それを実現するひとつの技術が「機械学習」。「ディープラーニング」は、機械学習の手法のひとつと説明しているよ。
「問題に潜むパターンを見つけ出す技術」
ということは、ますます「機械学習」という言葉の理解が大事になってきそうだ。
キノコードさんによると、機械学習とは「コンピュータにある問題についての学習をさせて、問題に潜むパターンを見つけ出す技術」と言っている。例えばアマゾンなどECサイトで使われている「レコメンド機能」の裏にはAIが動いているといわれるけど、あれは機械学習の典型のひとつだ。
つまり大量の購入データをコンピュータに学習させ、「Aという商品を購入するユーザーは、Bという商品も購入する」というパターンを見つけ出す。それを基にAを購入したユーザーにBをレコメンドすることで、購買率を上げるわけだ。
つまり大量の購入データをコンピュータに学習させ、「Aという商品を購入するユーザーは、Bという商品も購入する」というパターンを見つけ出す。それを基にAを購入したユーザーにBをレコメンドすることで、購買率を上げるわけだ。
なるほど。レコメンド機能の裏で動いているものと理解すればいいのね。
ただし、学習の形にもいくつかある。「購買」とか「価格」とかの予測したい答え(正解)を、データの中から見つけ出すための機械学習を「教師あり学習」といい、正解がなくユーザーを分類したりするときに使われるのが「教師なし学習」というようだ。
それから、過去のデータがない状態で学習する「強化学習」というものもあって、キノコードさんは、壁や物にぶつかりながら学習していくお掃除ロボットを例にあげていたよ。
それから、過去のデータがない状態で学習する「強化学習」というものもあって、キノコードさんは、壁や物にぶつかりながら学習していくお掃除ロボットを例にあげていたよ。
具体的に「機械学習」って、どういう用途で使われているのかな。
マーケティングの分野では商品のレコメンドのほか売上や需要の予測に、自動車の分野では自動運転のプログラムに、医療の分野ではCTスキャンの画像を学習させて病気を発見するような形で活用され始めているようだ。
セキュリティでは顔認証の技術がそうだし、あとは金融分野では株や為替の自動取引ね。「教師あり学習」「教師なし学習」「強化学習」という分類を頭に入れておくと、自社のどういうデータをどう活用できるかと考える手がかりになるんじゃないかな。
セキュリティでは顔認証の技術がそうだし、あとは金融分野では株や為替の自動取引ね。「教師あり学習」「教師なし学習」「強化学習」という分類を頭に入れておくと、自社のどういうデータをどう活用できるかと考える手がかりになるんじゃないかな。
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