「ホワイトの仮面をかぶったブラックでした」会議室で軟禁、自主退職を迫られた女性 | キャリコネニュース
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「ホワイトの仮面をかぶったブラックでした」会議室で軟禁、自主退職を迫られた女性

画像はイメージ

画像はイメージ

日本では労働法の規定で、そう簡単に労働者を解雇することはできない。しかし「所員8人の特許事務所」で働いていた50代女性(事務・管理)は、

「朝一番に会議室に呼び出され、即日解雇を言い渡された」

という驚きの経験談をキャリコネニュースに明かした。(文:林加奈)

※キャリコネニュースではブラック企業体験談を募集しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/HQI6E1OV

「在職中のこと細かいミスを羅列され」

入社して「わずか1年数か月後」に、それは起こった。

「珍しく事務の自分よりも早く、所長、採用・経理担当の所長夫人、代表所員の弁理士が揃って出勤してると思ったら、在職中のこと細かいミスを羅列され、自主退職か解雇か選ばなければ会議室から出るな、と軟禁状態で延々責め立てられ、泣く泣く退職せざるを得なかった」

女性にとって寝耳に水の出来事だったが、実は「2人しかいない先輩の事務員も前日に同様に辞めさせられたと、その後判明」したという。

退職した今、女性はこう振り返る。

「意に沿わないと今までも同様にしてきたのだろう。今考えると、引き継ぎ書もマニュアルもなく、事務員で長続きした人はいないようだった。法律を仕事にしているだけに、事務所側に不利にならないように徹底していた。ホワイトの仮面をかぶったブラック中のブラックでした」

引き継ぎ書などをつくる余裕もなかったかどうかは不明だが、特許庁への届け出代理業務を行なう事務所の割に、仕事が雑であった疑いも湧く。

なお、厚労省は「労働契約の終了に関するルール」の中で、合理的な理由があっても、解雇する場合は「少なくとも30日前に解雇の予告をする必要がある」としている。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 迷惑すぎるクレーマー客、コンビニ受取だという荷物を「店がなくした!」と大騒ぎ そもそも、そんなサービスはやっておらず…
  2. 義父が危篤「今夜がヤマなので土日休むかも」→「ふざけるな。平日にしろ!」と言い放った店長 その後、降格させられる
  3. 「即刻退店させました」悪質クレーマーを「警察呼ぶよ」で撃退した男性
  4. 年収800万円で「静かな退職」 1日の仕事は1~2時間で終了「会議室で寝たり、豆から挽いてコーヒーを入れたり」
  5. コンビニで「割引しろ!」と迫る悪質クレーマー、翌日も来店して警察の御用になる【後編】
  6. コンビニでパート主婦が「レジの1万円札をサッとポケットに入れたのが防犯ビデオに映っていました」 オーナーが問い詰めると…
  7. "美人が異動してきてつらい"26歳女性の嘆き 「自分がいかにブサイクで地味か気付かされた」に共感の声も
  8. 「訴えてやる!」と息巻くクレーマーに「ご自由にどうぞ。この通話は録音しています」と言い返したエピソード
  9. 「何でもできます」と入社してきた新人、立ってるだけで仕事をしないので注意したら1日でバックレ
  10. 面接で「コンビニをバカにしてるだろ?」と店長に言われた女性 怒りの猛抗議「私のことを舐めていますよね?」

アーカイブ