この動画で学べること
- 遠隔地の社員を監視するシステムにどんな種類のものがあるのか分かる。
こんな人におすすめ!
- テレワークにおける社員の勤務状況を把握したいと考えている経営者、管理者。
- 会社の監視システムにストレスを感じ、このまま勤め続けるべきか悩んでいる人。
ランダムに撮影されたPC画面を管理者に自動送信
この動画ではどんなことが学べるの?
ITサービスの充実で可能になったテレワークだけど、それを支える「社員監視システム」にはどんな種類があるのか紹介しているよ。
「社員監視システム」って、具体的にどういうものなの?
この動画では3つのツールを紹介している。1つめはMというツールで(動画では実名あり。以下同じ)、もともとPC業務を可視化、自動分析し、業務改善をするためのツールだ。でも、キーボードやマウスの操作がすべて記録分析の対象になるので、その社員の「働きぶり」の監視に使われている。
勤務時間中のPCの使用時間の割合は〇%と割り出したり、標準から外れた異常な動きをしている人や稼働率の低い下位〇%といった人を抽出したり、といったことが、AIによる「自動分析レポート」で簡単に分かるようになる。
勤務時間中のPCの使用時間の割合は〇%と割り出したり、標準から外れた異常な動きをしている人や稼働率の低い下位〇%といった人を抽出したり、といったことが、AIによる「自動分析レポート」で簡単に分かるようになる。
うわあ…。そんなものにAIを使ってるんだ。
2つめはCというツールで、行動の記録となる報告書などを、移動中や現場でスマートフォンから作成して送信できるのがウリのアプリだけど、これもGPSに裏付けされた顧客への訪問履歴やメンテナンスの作業記録などを残せるということで、監視ツールのひとつとして使われている。
3つめはFという勤務状況管理のツールで、PCの作業画面をランダムなタイミングで自動撮影し、それを管理者に送るというもの。
ほかにも、PCのカメラで着席時間中に顔を撮影するツールもあるらしい。着席ボタンを押しているはずなのにカメラで顔が撮影できなければ、着席してないことが分かってインチキ申告がバレるというわけだ。
3つめはFという勤務状況管理のツールで、PCの作業画面をランダムなタイミングで自動撮影し、それを管理者に送るというもの。
ほかにも、PCのカメラで着席時間中に顔を撮影するツールもあるらしい。着席ボタンを押しているはずなのにカメラで顔が撮影できなければ、着席してないことが分かってインチキ申告がバレるというわけだ。
大事なのは「会社と価値観を共有できているかどうか」
どれも「そんなツールを入れる会社で働きたくない」と思ってしまうね。それに、例えばPCの稼働時間を監視するツールを入れるなら、それをごまかすための方法もきっと生み出されると思う。
YouTubeにも、監視ツールを欺くための方法の動画があるよね(笑)。でも、監視されても何の後ろめたさもない人であれば、逆に「遠隔地における自分の仕事ぶりをデジタルで証明できる」とポジティブに受け止める人もいつかもしれないよ。
あるツールのウェブサイトにも「仕事をモニタリングし、頑張りを見える化します」「社員の努力を見逃さない」なんて言葉がある。
あるツールのウェブサイトにも「仕事をモニタリングし、頑張りを見える化します」「社員の努力を見逃さない」なんて言葉がある。
「遅れず、休まず、働かず」。いかにも日本企業って感じだな。そもそも仕事ってアウトプット、成果物で評価されるべきじゃない?
動画をアップしている両学長は、「仕事ぶり」と「成果物」という2つの評価方法があるけど、その優劣を語るつもりはないとしたうえで、勤め先の評価方法と自分の希望とが一致していることが大事だと強調しているよ。
つまり、成果物で評価されるべきと考えている人が、パソコンの前にいる時間で評価される会社にいれば、不満が高まるに決まっている。
そういう人は、自分で会社を変えられるまで待つこともあり得るけど、不満が限界に達する前に、転職を検討したり、個人事業の副業で純粋な成果物で評価される世界を味わったりしてみたりするのがいいと言っている。
つまり、成果物で評価されるべきと考えている人が、パソコンの前にいる時間で評価される会社にいれば、不満が高まるに決まっている。
そういう人は、自分で会社を変えられるまで待つこともあり得るけど、不満が限界に達する前に、転職を検討したり、個人事業の副業で純粋な成果物で評価される世界を味わったりしてみたりするのがいいと言っている。
「大事なのは会社と価値観を共有できているかどうか」というわけね。
そう。もちろん「真面目な働きぶり」で評価されたい人が成果主義の会社には合わない場合もありうるけど、どっちにしろ、価値観の合わない場所でいくら頑張り続けても報われる日が来るわけがない。
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