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面接で「生まれてくる時代を選ぶのも才能の一つだから、まああきらめてよ」と言われた男性

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厳しい状況を経験した就職氷河期世代。東京都で暮らす40代後半の男性(企画・マーケティング・経営・管理職/正社員/年収700万円)は

「就職氷河期の大卒世代です」

と自身の過去を振り返る。(文:谷城ヤエ)

※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ

「文学部卒なんだね?悪いけど…今は無理だね」

某総合商社の面接を受けた男性。そこで「同じ大学の違う学部卒(経済学部)」だったという採用担当者に、こんなことを言われた。

「ああ、(同じ大学の)文学部卒なんだね?悪いけど数年前(バブル景気の頃)であったら、文学部卒も上の面接にあげる事が出来たんだけど、今は無理だね。でもまあ、生まれてくる時代を選ぶのも才能の一つだから、まああきらめてよ」

自分ではどうにもできない生まれ年を理由に一蹴された男性。まさかの理屈に男性も絶句しただろう。

「さすがに生まれて来る時代までは選べないですが、それから20余年。現在はこの総合商社さんから是非弊社に来ませんか?とラブコールを受けているので、ある意味生まれて来る時代を選べたのかもしれません」

と現在の心境を語った。

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