職歴を見た面接官が「嘘だよね?本当のことを記載してくれない?」 捏造を疑われた男性の怒り | キャリコネニュース
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

職歴を見た面接官が「嘘だよね?本当のことを記載してくれない?」 捏造を疑われた男性の怒り

画像イメージ

画像イメージ

一部の企業では、就職希望者にあえて答えにくい質問をする「圧迫面接」が行われている。“就職希望者がどのような対応をするのか見るため”というのが企業の言い分だが、やられる側からすればたまったものではない。

愛知県に住む40代前半の男性(ITエンジニア/システム開発・SE・インフラ/正社員・職員/年収650万円)は、とある企業の中途採用試験で圧迫面接を受けたことを打ち明ける。

「この会社では圧迫面接を介してアンガーマネジメントを量っていたのだろう。費用倒れになろうとも、この圧迫面接を訴訟できなかったことが悔やまれる」

憤りを隠せない男性。一体、どのような面接だったのか。(文:福岡ちはや)

「初っ端から嘘つき呼ばわり。縁がなかったように思えたが、なぜか二次面接に進むことに」

男性はこれまでプロジェクト参画型の派遣就業を多く経験してきたため、職歴の記載行数が人よりも多い。それに目に付けた一次面接の面接官が

「これ嘘だよね?本当のことを記載してくれないか?」

と、初っ端から男性を嘘つき呼ばわりしてきたという。その後「1時間ずっといぶかしげに(様子を)うかがいながらの面談が進む」と終始不穏な雰囲気だったようだ。しかし

「相手の態度から縁がなかったように思えたが、なぜか二次面接に進むことに。一次の担当と、その上司と見受けられる常務役員との面談が開始。役員も同じ文句を放つ」
「これ嘘だよね? 本当のことを記載してくれない?」

一度ならず二度までも、同じ質問での圧迫面接を繰り返すことに、果たしてなんの意味があるのか。これには、さすがの男性も「捏造を疑われるのは正直気分がよくありません。一次面接の結果は共有されてはいないのですか?」と反論に出た。役員の返答は、

「応募人数も多いから1人ひとりの内容なんて見てられない。けど嘘を記載しちゃダメでしょう? 1人がこんなに経験できるわけないよ」

という、あまりに不誠実なものだった。結局、

「真摯に向き合い記載してきた人間に対して、あまりに不誠実な対応ではないですか?」
「不採用で構いません。失礼します」

と退席し、以降の選考は辞退したそうだ。わざわざ面接を受けに来た人にあえて失礼な態度を取るのは、この企業が就職希望者を下に見ているからだろう。男性は自身の経験を踏まえ、

「圧迫面接をこの世から根絶させるためにも、就活や採用の面接時は必ず録音・録画することをオススメする」

と助言を綴った。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. ラブホ清掃を2日で辞めた女性 「コップを洗って拭くのは、使用した枕カバーを裏返して…」
  2. 本社にクレームをいれたら、近所のコンビニが潰れてしまった話 ソフトクリームに文句を言ったところ……。
  3. 「さっき下ろしたはずのお金を受け取っていない!」 金融機関にまさかのクレーム 監視カメラを確認すると…
  4. 学歴コンプのパワハラ上司に嫌がらせをされまくった国立大卒男性 転職して「今はあの会社を使う側になった」と立場逆転
  5. 新宿駅で「ぶつかりおじさん」に遭遇した格闘技経験者の男性 回避行動を取ったら「相手は肩から前のめりに地面に突っ込む感じで見事に転げました」
  6. 面接で「時間の無駄」と5分で落とされた女性 その後、発注側の企業に就職して立場逆転
  7. 会計で「クレジットカードを返されてない」と本社に猛クレーム 防犯カメラを確認すると…
  8. 汚すぎる上司「お風呂が嫌いで前日のスーツのまま出社。鼻をほじって口に運び……」  取引先にも指摘されてしまい……
  9. 「あなたの日本語おかしいわね、日本人?」と電話口でクレーム → 「ご予約いただかなくて結構です」とお断りした男性
  10. 従業員のボーナス20%カット→社長は「100万円のテレビ」や「ドイツ車」購入 「アホらしくなって退職しました」と語る男性

アーカイブ