「アンタ、電話がうますぎる」アポ取りが上手すぎる電話オペレーター、スパイを疑われて退職 | キャリコネニュース
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「アンタ、電話がうますぎる」アポ取りが上手すぎる電話オペレーター、スパイを疑われて退職

画像イメージ

画像イメージ

自分の得意なことを生かせる仕事にもかかわらず、即行で辞めたエピソードが寄せられた。人材派遣会社のコールセンタースタッフとして働く50代女性(神奈川県/年収300万円)は、「もう30年以上も前の出来事です」と前置きし、当時の経験談を明かしてくれた。(文:林加奈)

「本当は他社から来たスパイなんじゃないか。正直に言いなさい!」

女性は当時、フリーターで派遣会社の内部スタッフとして働き始めた。「そこはコールセンターで、リストをもとに企業に片っ端から電話し、人事担当者とのアポを取るという仕事」だった。

「電話の仕事が得意中の得意」な女性はどんどん電話し、かなり良い成績を上げたが、ある時上席達が集まる会議に呼ばれ衝撃的なことを言われたという。

「『アンタ、電話がうますぎる。本当は他社から来たスパイなんじゃないか。正直に言いなさい!』。成績が良すぎて怒られるなんて聞いたことがありません。キョトンとして『は?いえ、違いますけど』しか言葉が出てきません」

仕事ができ過ぎる従業員に対してスパイを疑うとは……。素直に評価することはできないのだろうか。

「あのスパイがとった案件か」と変な雰囲気に

女性がアポを取ったうちの1件で、「たまたま当社側の営業担当者と先方窓口が学生時代につながりのあった人で、トントン拍子で商談が成立したというミラクルもあった」というが、

「本来なら大喜びで盛り上がるところが『あのスパイがとった案件か』と変な雰囲気に。その後、なぜか『あんた、スパイじゃないってな!ごめんな!』と軽~く謝られましたが、変な会社だなと思い退職しました」

と経緯を綴っている。

「スパイ扱いとは何とも荒唐無稽すぎて会社の程度が知れます。後悔なんてするわけがありません。その後もほかの会社で電話オペレーターとして従事し、今も電話オペレーターですが、スパイ扱いなんてあの会社だけです」

と回答を締めくくった。会社は無用な疑いで惜しい人材を逃してしまったようだ。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 面接官に「素人」呼ばわりされた30代男性、ピシャリと言い返す「天狗になるのもいい加減にしなさい!」
  2. 失礼すぎる面接官を黙らせた男性「あなたはお客様にもこんな態度で接するのですか?」
  3. 外資あるある?「お前が日本にいてよかった」とまで言われた男性 その後、新社長が「お前の事を気に入らない」で追い出される
  4. 「君達の大学では出世はない」メガバンク説明会での屈辱的発言から20年…年収800万円になった40代男性
  5. なんで? コンビニの女性店員が客前で「トウモロコシをハーモニカのようにくわえてた」 何年経っても忘れられない女性
  6. コンビニで「割引しろ!」と迫る悪質クレーマー、翌日も来店して警察の御用になる【後編】
  7. 本社にクレームをいれたら、近所のコンビニが潰れてしまった話 ソフトクリームに文句を言ったところ……。
  8. コンビニのメロンパンでクレーマー客が激怒「床に落としたパンを売りつけるつもりか!」 → 店長の一言で急に大人しくなる
  9. 面接で「残業はしたくありません」と答えたら即終了 「これ以上は時間の無駄」と追い返された女性の怒り
  10. 居酒屋スタッフを1か月で辞めた男性「店長がタバコを咥えながら刺身を切るという衛生観念のなさ」

アーカイブ