PC作業してたら「現場の人は立っているのに座って仕事をするな」パワハラ社長に目をつけられ3か月で退職した男性 | キャリコネニュース
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PC作業してたら「現場の人は立っているのに座って仕事をするな」パワハラ社長に目をつけられ3か月で退職した男性

画像はイメージ

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パワハラが横行する職場は、長く続けることが難しい。山梨県の40代前半の男性(事務・管理/正社員/年収450万円)は、食品製造業の仕事を3か月で辞めた過去がある。理由は社長の考え方やパワハラだ。

(文:コティマム)

男性によると、当時勤めていた会社の社長は「古い考えの人」だったという。

「パソコンを使用するのに座ってたら、『現場の人は立っているのに座って仕事をするな』と言われた。私の仕事は生産管理部門でPCは必須で、会社側から用意された机と椅子だったので意味がわからなかった」

気に入らないと頭を叩く&蹴る社長 従業員は勤続5年以内がほとんど

男性は社長の指示を、「現場との繋がりを綿密にしろ」という意向と解釈。現場にも顔を出すようにしたのだが……。

「現場に行くようにしたら、『偉そうに突っ立ているな』と怒られた。上司に聞いたら、『現場の作業員として働け』という意味らしい。また、社長は気に入らないと社員の頭を叩いたり、蹴ることがあるらしい。基本的に従業員の社歴が浅く、既存の従業員は幹部も含めてみんな5年以内だった。20年いる人も複数いるが、パワーハラスメントを受ける役は基本的にその(5年以内の)人達だった」

社内に神社を作って月1回祈祷 出勤前に“奉仕の時間”で30分間清掃

職場は「理念教育」に力を入れていたというが、それもズレたものだった。

「10か条や社訓を朝礼で詠唱したりする。社内に神社の社を作っており、月1回祈祷する。毎日タイムカード押す前に、“奉仕の時間”と称して30分間会社の清掃をさせられる。その割には従業員の本業の行動はいい加減で適当で、理念が反映されていないのでヤキモキした」

男性は在籍していた3か月の間は試用期間で、「前職より15万円月給が低い状態」で働いていた。

「前述の社長のクレームで試用期間を延ばす流れになったのと、正式採用された場合の提示された給料が、求人の際の最低額より低かったため、不信感が爆発して退職」

男性は就活中にこの会社を見つけた際、「中小企業の中では売上がそこそこで、会社も新築したばかりで新しく、ホームページでも福利厚生が充実している、外面はすごく良い会社だった」と振り返る。この情報だけでは、社内の雰囲気やパワハラはわからないだろう。

「実際働いてみて、パワハラがあったり求人に嘘があったり、こんな会社も今時あるんだと思いました。働いていた期間は無駄だったけど、良い経験になったので満足」

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