やむを得ない事情での休暇に圧をかけてくるような上司は最悪だ。兵庫県に住む30代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円)は、癌で入院することになった時に、パートとして働いていた職場の先輩から受けた理不尽な出来事について語ってくれた。(文:國伊レン)
2週間の休みを医者から言われて取るはずが……
女性は司書で、先輩が専任、女性が補助という形で働いていた。手術は12月で、手術入院が1週間、術後静養で1週間の計2週間の休みを取るように医師から言われていた。しかし、50代の職場の先輩が口にしたのは、
「早く出てこれない?1人だと寂しいから。」
「それに、こんな時に迷惑だし~。でも、仕方ないよね?病気だから~」
という思いやりのないセリフ。圧をかけられた女性は結局、「術後静養5日で出勤」したそうだ。
復帰してからも、女性のストレスは続いた。出勤した女性を見た先輩は先程の発言などどこ吹く風で、
「もう出てきていいの?1週間丸々休んでて良いのに~」
と言ってきたそう。「腹が立ちました」と怒りを滲ませる女性。あれほど催促しておいて見え透いた嘘をつくとは、白々しいにも程がある。
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