仕事のモチベーションは人それぞれ。中には「子どもに頑張る姿を見せたい」という理由で働くお母さんもいることだろう。しかし、その心意気を全否定してくる面接官も世間にはいるようだ。
これは、静岡県に住む50代前半の女性(事務・管理/フリーランス/年収100万円)が30代後半の頃に体験した出来事だ。女性は当時、育休から復帰しようとしたところ、契約社員として働いていた会社から契約を打ち切られてしまったという。そこで、正社員として勤務できる会社を探すべく、ハローワークを利用し、ある会社の中途採用試験を受けることになったそうだ。(文:KZ)
「笑顔で対応しましたが、かなり悔しい思いをしました」
一次試験に合格して迎えた、最終試験の面接で事件は起こった。面接官から「子どもが小さいのになぜ働くのか?」と聞かれた女性は「頑張る姿を見せたいから」と答える。すると「はぁ?1歳の子どもに?そんなのわかるわけないじゃない!」 と言われたのだとか。
失礼この上ない発言に、女性は「圧迫面接かと思い、笑顔で対応しましたが、かなり悔しい思いをしました」と当時を振り返る。
これに加え「ゼミは何ですか?」「卒論はどんなことを書きましたか?」など、新卒の面接で聞くような内容の質問をされ、「明らかに採用するつもりがない」と悟ったという女性。ちなみに採用されたのは10代の女性だったというから、かなりの屈辱だったに違いない。
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