BtoCの仕事に従事していると、ある日突然、電話口や対面で意味不明なクレームを浴びせられることがある。そんな理不尽なクレーマーに関するエピソードを今回、二編紹介したい。
福岡に住む60代前半の女性(サービス・販売・外食)の勤務先は、飲料自販機に連絡先として記載されているフリーダイヤルのコールセンター。ある時、電話口で、
「これが○○(飲料会社名)だという証明を、今この電話でしろ!」
と怒鳴り声で言われたという。(文:KZ)
「禅問答のように証明について問われ続けた」
女性は「弊社の自販機に今おかけの番号を載せておりますので、それが証明でございます」と返答したのだが、怒声の主は納得せず。何がしたいのか不明のまま、用件も言わずに「禅問答のように証明について問われ続けた」というから、営業妨害も甚だしい。
また、同じく福岡に住む40代後半の男性(サービス・販売・外食)は、スーパーに勤務しているのだが、「朝、開店して間もない時間帯に、『カツ丼下さい』『この前出てた弁当が欲しい』など、定食屋さんと勘違いしているお客さんが多過ぎる」とのこと。
できないと伝えれば、客から「営業の意識が足りない」などと罵倒されるそう。男性は、
「人手不足のこの世の中、スーパーを営業するのにも容易でないことを知らない無知なお客さんが多過ぎます」
と嘆いていた。
※キャリコネニュースでは「クレーマー被害」のエピソードを募集しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/S6U65NQW