無慈悲!子どもが生まれたら転勤辞令 「やむを得ず退職を選びました」と語る元国家公務員の男性
結婚や出産などライフステージが大きく変化するタイミングで、転勤を伴う異動命令が出て困惑した経験はあるだろうか。
「以前の職場で広域の異動があり、引っ越しをすることも多々ありました」
と投稿を寄せた東京都の30代男性(教育関係/事務・管理/年収550万円)。子どもが生まれたタイミングで、引っ越しを伴う異動命令が出たこともあるという。(文:林加奈)
「職場への忠誠をみるため」だった!?
ほかにも住宅購入や介護といった今は引っ越したくないと思うようなタイミングで、敢えて職場は異動を命じていたと男性は推測する。
「敢えて変化のタイミングで引っ越しをさせるんです。理由は、暗にリストラをするためだとか、職場への忠誠をみるためだとか言われてました」
だがリストラする方法としては遠回りだし、忠誠心を試すならほかの方法もあるのではないだろうか。
「中には上司に詰め寄ったり、あるいは気に入られていたりして異動を回避する者も。そういう連中が自慢気に話してるのを聞いて、『コイツらのためにこっちが割を食うハメになってるのか』と思いました」
と男性は続ける。上司に気に入られて異動を回避できる代わりに、他の社員に異動命令が出るのだから、納得がいかないのも当然だ。
そして男性にも、子どもが生まれたタイミングで異動命令が出たという。
「子どもが生まれた時に有給や早退が増えたせいか案の定、首都圏から東北へ異動命令が出ました。妻も産後鬱で普通の日常生活もままならない中、やむを得ず退職を選びました。上司にも相談しましたがけんもほろろでしたよ」
と、最終的には退職したことを明かしている。
「ちなみに少し前の国家公務員の話です。今も省庁によっては似たような感じの扱いらしいですね」
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