手書きの手紙で依頼する人は「仕事ができない人」 社会学者・古市憲寿氏の持論に驚きの声 | キャリコネニュース
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手書きの手紙で依頼する人は「仕事ができない人」 社会学者・古市憲寿氏の持論に驚きの声

1月1日放送の「ワイドナショーSP」(フジテレビ)で「ハーフって劣化するのが早くないですか?」と発言し、炎上する事態となった社会学者の古市憲寿さんだが、10日に放送された同番組で語った仕事論にも注目が集まっている。

この日は「やっと放送できるスペシャル」と題し、過去に時間がなくて放送できなかった映像を公開。独自の仕事観は「部下からLINEで遅刻すると連絡がきたときに上司はどう反応すべきか」というテーマのときに披露された。

電話をかけてくる人も「なんかちょっと仕事したくない」

手紙を書く人は「仕事できない」?

手紙を書く人は「仕事できない」?

このテーマに意見を求められた古市さんは「僕仕事の連絡はほとんどLINEでしてて。あんまりもうメールももう使わないですね」と明かした。メールには「○○様」と書かなくてはいけないなど「無駄な文面」が多いのがその理由だという。

ビジネスにLINEを使う人は実際に増えており、今どきの考え方ともいえるが、注目が集まったのは次の発言だ。

「仕事の依頼が来るときも、電話で依頼するような人とはちょっとあんまりしたくないなって始めに思うんですよ。『この人、電話するタイプなんだ』って思うと、なんかちょっと仕事したくない」
「電話よりも一番嫌なのは、手書きの手紙とかで依頼が来ると、その人とは一切もう仕事をしないって決めてます」

手紙を送ってくる人と仕事をしない理由は、手紙を書くことに時間をかけることで相手への敬意を表現しようとすることが「仕事できない人」に思えるからだという。

メール全盛の時代に手書きの手紙で差別化を図るビジネスパーソンもいるが、「そういう世界で生きている人はそういう世界で別に生きてればいいと思うんですけど、僕はあんまり合わないので」と、頑なに拒否する姿勢を見せた。

視聴者は「日本の情緒は何処行ったんだろう」

この番組の視聴者からは、古市さんの持論に対して驚きの声とともに、批判的なコメントが相次いでいる。

「合理主義を追求するのは悪いとは思わないが無礼じゃ意味がない」
「落ち目になって仕事が激減してもそのプライドは突き通せよ」
「日本の情緒は何処行ったんだろう、と」

ビジネスシーンにおける手紙の効能については、2015年10月30日の現代ビジネスで、元・東レ研究所社長の佐々木常夫さんが、「手紙は『感情=愛情』を伝える道具」と語っている。手紙であれば書くときに慎重に言葉を選ぶし、手書きの文字から下書きをしたかどうかなど熱意が伝わってくることもある。

佐々木さんは、同じテーマ・内容を手紙とメールで同時に依頼されたら「一も二もなく手紙での依頼を選ぶでしょう」というが、古市さんは真逆のようだ。ネットにも古市さんに対し「他者への敬意がないだけだろ」と批判する人もいた。

収録中LINEに飲みの誘いがきたら返信することも

なお、古市さんがMCを務める番組では、LINEに「こうしてほしい」と指示が飛び、カンペ代わりに使われており、番組を進行させながら返信もするという。これには「他の人からのLINEも入ってきちゃったりしないんですか?」という質問が出たが、古市さんは、

「入ってきます。で、たまにそれも返します」

と答えた。例えば「今日この後飲む?」といったLINEが来たときも返信するのだという。この行動についても、視聴者から「関係ない人からLINE来たらそれも返してるとか…仕事しろよ」と違和感を表すコメントが出ていた。

あわせてよみたい:職場の人たちとLINEで連絡取り合いますか?

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