業績が傾いたときに社員を顧みない社長は、信頼を得られるはずがない。投稿を寄せた40代男性は以前、「従業員100人未満の一族経営」の会社に勤めていた。
ある年、業績悪化を理由に冬のボーナスが「一律20%カット」された。その後、年明けに出社した男性は、会社の古いテレビが「5年落ちくらい」の新しいものに入れ替わったことに気づいた。(文:湊真智人)
お金の出処は不明も、「従業員のために身銭を切る」覚悟は無し
同僚に訳を尋ねた男性は、驚きの答えを耳にした。
「社長が年末に最新のテレビ(当時で100万ほど)を買ったのでお古を会社に持ってきたのだそう。他にも新車(ドイツ製セダン)が1台納車されたとか……」
驚くべきことに、社員のボーナスを削っておきながら、社長は浪費を重ねていたようだ。これには社員の不満も高まる一方だろう。社長の様子について男性はこう書いている。
「お金の出処の真偽は不明ですが、苦しい時に従業員のために身銭を切るなんて考えは無さそうでした」
加えて男性は、以前にも複数回、冬のボーナスをカットされていた。今回の件を受け、呆れかえったようにこう書いている。
「アホらしくなって退職しました」
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