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面接で「写真と実物」の違いを指摘されたら? 突っ込まれたときの「返しのコミュニケーション」が大事なのか

もはや「実物通り」の選択肢はない

もはや「実物通り」の選択肢はない

人は誰でも、自分をよりよく見せたいもの。いまや簡単にデジタル修正ができる時代になり、写真は「実物どおり、それなりに」出力する選択肢はなくなり、「どの程度、よく見せるか」というサジ加減の問題になっている。

ときには実物とかけ離れた「証明写真」ができあがることもあるが、補正が当たり前のプリクラ世代は気にならないのかもしれない。5月27日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ)では、就職活動における写真の修正は、どの程度許されるかが話題となった。(ライター:okei)

カンニング竹山「こういう感じの生き方なんだなって」

ある就活中の女子大生は「証明写真でしか第一印象見せられないんで」「実物よりもキレイに撮っていただけたのでよかった」などと語り、修正は気にならない様子。男子学生ですら、太目の人は小顔にし、髭の剃り残しを消すことなど当たり前だという。

しかしあまりにも写真と実物が違った場合、ギャップが大きすぎてかえってネガティブ評価になるおそれはないのか。フリーアナウンサーの大神いずみは、不満げにこう語る。

「でもそうやってキレイな写真出して、書類通ったはいいけど、写真と実物とあまりにも違うと、そのびっくり幅でびっくりすると思うんですよ」

大神は写真に気を取られ過ぎて、相手のアピールが頭に残らないときもあるとか。カンニング竹山も、気付かれない程度なら良いが、あまり修正しない方がいいという意見だ。

「大神さんのいう『びっくり幅』がありすぎると、その人間に対する信用がなくなっちゃうようなイメージがある。(この人は)嘘つくというか、こういう感じの生き方なんだな、って思っちゃうから」

ところがこれにハイヒールリンゴは「それ、逆にトークのつかみにすればいいんちゃう?」と言い出した。実物との違いに気付かれたら「それ、修正してるんですよ!」と自分から言えば、面接官との距離がグッと近づくというわけだ。

就活支援会社も「笑って返せ」とアドバイスするが

いかにも関西の大阪芸人らしい混ぜっ返しだが、数多くの就活生に会う採用担当者に、あざとい切り抜けが通用するとは思えない。しかし就職・採用支援を行うシェイックの吉田智哉さんは、写真と実物の差はマイナスになるとしながらも、こうフォローしていた。

「(写真と)違うね、と突っ込まれたとき、『うまく仕上がるようにしました!』と笑って返せたりとか、面接官はコミュニケーションを取れるかどうかを大事にしています」

このVTRを見た出演者たちは、「やっぱりそうなんだ~」と納得したように声をあげていた。竹山は「ネタ的にちょっとやりすぎでもいいかもね。現場に行って『いやいや全然違うでしょ~?』みたいに言える人間の方が魅力的ではあるよね」と感想を述べた。

リンゴも悪ノリで「返し、考えて行ったらいい。『YES、高須クリニック!』とか」と言いだす始末。竹山は「採らないよ、そんなやつ!」と笑っていた。

とはいえ、これはあくまで、ちょっといじられたときのフォローに限られるだろう。こんなものを基準に「人間の魅力」を測られてしまっては、まともな人間が救われない。放送中に寄せられたツイートには、こんなものが見られた。

「面接官の立場からすると実物とのギャップに笑える時がある。でも殆どが修正なので正直今は写真見てない」

あわせてよみたい:履歴書の「証明写真」? 努力すべきは全然そこじゃない!

 

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