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「昔からこうやっているから」という理由だけで、意味不明な非効率ルールが放置されている職場は案外多い。
東京都の50代女性(エンジニア/年収300万円)は投稿を寄せ、かつてIT企業で派遣社員として働いていた頃の呆れた体験を明かしてくれた。女性の業務の一つに集計表の作成があったが、そのやり方はおよそIT企業とは思えないほどアナログなものだったという。(文:渋谷亜樹世)
独自のファイル形式で「集計値を手入力で転記する」
「独自のファイル形式で作成されており、集計値を手入力で転記する必要がありました。この作業が非常に手間でしたので、フォーマットを別形式のものにしたら集計も楽だと思い、提案しましたが……」
作業を効率化するための真っ当な提案だ。しかし、返ってきた答えは耳を疑うものだった。
「えらい人が作成したとかで変更は不可と言われました」
IT企業でありながら、そんな理由で手入力での転記をよしとしているのだから世話はない。女性は「この使いづらいフォーマットを10年以上使用する部署にあきれました」と吐き捨てる。
時給の見直しをお願いした結果「一気にやる気がなくなりやめました」
さらに、業務量が増加したため、女性は派遣会社の営業に相談し時給の見直しをお願いした。しかし時給は上がらず、ただ「業務量を調整された」だけだった。
「仕事の内容は好きでしたが、ずっとこのまま変わらないんだろうなぁと思ってしまい、一気にやる気がなくなりやめました」
組織の体質も自分の待遇も変わらないと見切りをつけ、別の道を探したのは合理的な判断だったと言えそうだ。
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