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「お役所仕事」と揶揄されるように、行政関係の仕事は非効率な部分も多い。中で働く職員自身も思うところがあるようだ。
投稿を寄せた50代男性(公務員/年収800万円)は、職場で遭遇した「思考停止」のルールと、無駄な書類業務の実態を明かしてくれた。(文:篠原みつき)
「実作業がたった4日しかないのに、丸1年分の週報を業者に提出させる」
水道工事の監督などを担当している男性。ある時、発注者として草刈り委託の監督業務に携わった際、仕様書の内容に疑問を持ったという。
「年4日の作業しかないにもかかわらが、仕様書に週報の提出を求めており、それを『仕様書に書いているから、請負者に契約期間(1年)分の提出を求めるのは当然でしょ』という雰囲気が蔓延しており」
実作業がたった4日しかないのに、丸1年分の週報を業者に提出させるのは酷だ。役所側の書類チェックの手間もあるため、男性は提出期間を絞ることにした。
「作業前後の2週間分のみの提出を求めることとしたが、このように仕組みを変えるのに大変苦労した。 仕様書に書いてあるから…契約だから…こういうことで、思考停止し、何でも作ればいいということはやめていただきたいと思った」
「都民国民は看過してて許されるのか疑問だ」
明らかな無駄を省くための当たり前の改善であっても、仕組みを変えるのには大変な労力が伴う。男性はこの一件にとどまらず、職場の根本的な体質に対して次のように疑問を呈している。
「自分らの給与が税金で賄われているという意識が低く、無駄なチェックシート等の書類も多く、これらをつくってはチェックする業務もあって、つまらぬ時間が浪費されているが、都民国民はこんなことを看過してて許されるのか疑問だ」
形式的な書類を作ってはチェックするだけの業務に、税金から人件費が使われている現状。男性はそれを「つまらぬ説明責任と忖度が蔓延している結果であろう」と締めくくっている。
仕事のための仕事が作られ、ただ時間が浪費されていく。内部の人間ならではの厳しい指摘と言えそうだ。
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