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倒産した会社の後始末の現場では、時に意外な展開になることもあるようだ。
「多くの会社を見てきて、社長の金遣いがおかしい会社は、何年か後には、必ず倒産しています」
投稿を寄せた男性(70歳以上)はこう語り、過去に出席した「債権者委員会」での経験談を明かしてくれた。(文:篠原みつき)
「千円の債権で、うな丼を食べることが出来ていました」
投稿者の男性によれば、会社が倒産に至る理由は、身も蓋もないものが多かったようだ。
「愛人とか博打で使い過ぎて倒産している会社がほとんどでした」
経営破綻の理由が私利私欲では元も子もないが、その殺伐としそうな会議の場で、予期せぬ提案が飛び出したという。
「債権者員会で、昼時になりうな丼を取れと一人が言い出して多くの人が賛同したので、うな丼を食べることが出来ました」
倒産処理の現場で全員でうな丼を食べるとはなかなかシュールな展開である。男性の隣に座っていた人物は、かなりの得をした様子だ。
「隣に座っていたうどん屋の店主は、千円の債権で、うな丼を食べることが出来ていました」
1000円の焦げ付きでうな丼にありつけたなら、回収率としては悪くないどころの話ではない。男性はこう締めくくっている。
「その会社の配当は一割でしたから普通の会社でした」
残った資産を債権額に応じて分配する「配当」の率が1割(10%)程度であれば、倒産劇としてはよくある水準、ということだろう。
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