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新入社員の働く目的「楽しい生活をしたい」が過去最高 奨学金に苦しむ様子も浮き彫りに

生活をする収入を得るために欠かせない仕事。日常の大半の時間を費やすことになるため、何か自分の中で目的がないとモチベーションを保つのが難しいが、今年の新入社員は何を目的にしているのだろうか。

日本生産性本部が7月7日、「2016 年度 新入社員『働くことの意識』調査」の結果を発表した。それによれば、働く目的に「楽しい生活をしたい」をあげた人が41.7%にのぼり、過去最高を記録したという。

働き方は「人並で十分」が過去最高、「役職に付きたくない」も増加

「楽しい生活」が出来たら いいな!

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調査には今春入社した新入社員1286人が回答した。「楽しい生活をしたい」に続いてあがったのは、ここ数年上昇している「経済的に豊かになる」で27.0%。一方で、平成に入って増加していた「社会に役立つ」が9.3%と減少に転じている。

「楽しい生活をしたい」「経済的に豊かになりたい」が上昇しているという部分だけを見ると、新入社員が自分第一と考えているように見える。しかし、その背景には現在奨学金などで苦しい状況にあるという問題もあるようだ。

奨学金の利用状況について聞くと、利子付きの奨学金を31.6%の人が、利子なしの奨学金を5.2%の人が利用していた。四年制大卒で返済する必要のある奨学金を利用した新入社員の74.2%が「奨学金の返済を負担に感じている」と答えており、負担が重くのしかかっていることが分かる。

また、働き方に対して「人並で十分」か「人並以上に働きたいか」を聞いたところ、「人並で十分」が前年より4.8ポイントあげ、58.3%で過去最高に。「人並以上に働きたいか」は4.6ポイント下げ、34.2%だった。両者の差は24.1ポイントで、この開きも過去最高とのことだ。

「人並で十分」と考える人が多いためか、昇進意欲も低めのようだ。「どのポストまで昇進したいか」という質問では、「役職に付きたくない+どうでもよい」が昨年より2ポイントあげ20.0%に。また、「社長」と答えた割合は前年の17.8%から10.8%と大幅に下がった。

あわせてよみたい:新人は朝早く出社すべきなのか?

 

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