服を買うことに罪悪感を抱く女性の気持ち―「服を我慢したら貯金できる」「買ってもタンスの肥やしになる」
夏のバーゲン真っ盛りで買い物が楽しいこの時期だが、服を買うことにためらいを感じている人もいるようだ。先日のガールズちゃんねるに「服が欲しいですが、まだまだ着れるものを何枚も持っているので買うのに罪悪感を感じます」と投稿した女性。おしゃれな服を買って着ることはテンションが上がるが、次のように書いている。(文:みゆくらけん)
「おしゃれに見られたい気持ちだけで出費していいのか?お金に困ってはいないけど貯金はできない感じなので、服を我慢したら貯金できるよなとか(考えてしまいます)」
流行りのものを買っても「来年は着られない」
この女性のモヤモヤした気持ち、思わず「わかる!」と共感する人は多いかもしれない。その時々に流行しているおしゃれな服を着ていると確実に気分は上がる。しかし、流行のおしゃれな服を着ていなくても別に人は死なない。流行に振り回され、その都度服を新調していたら、本来貯金に回せるお金も回せない。
女性ファッション誌では、「去年の服はもうダサい!」といわんばかりに”今年のトレンド”を推してくる。新しいモノにはトキメキを与えられやすく、購買欲を刺激させられるが、ある女性はこうコメントする。
「(ときめいて購入したところで)来年はもう流行遅れになるだろうなぁってアイテムは手が出せなくなってしまった」
これもわかる。カシミヤのセーターやマフラー、オーソドックスな皮製品など流行に左右されず、ずっと使えるものにお金を出すのはそこまで抵抗はないが、いわゆる”流行ド真ん中”スタイルの服(今年ならオフショルダー、盛り袖などか)は、基本「来年は着られない」と思っていた方が賢明だろう。しかしバーゲンはその類いの服を、懐があまり痛まない金額で大放出してくる。
「経済を回しているのだから良いこと」という前向きな見方も
ある人は、
「昨日バーゲンで買ってしまった事を後悔。同じようなやつ何着か持ってる。無駄使い感」
とコメントし、また別の女性も「セールのたびに服ボンボン買って着ないで捨てる友人とか見ると本当に嫌悪を感じる」と書き込んでいる。また、バーゲンにありがちだが、「服を買うことに対しての罪悪感はあまりないけど、せっかく買った服が合わなくてタンスの肥やしになってしまうことに罪悪感を感じる」という人も。
一方で「罪悪感などない」という声もある。ある人は「買う金があるなら買ったらいいじゃん」とシンプルなコメント。「経済を回しているのだから良いこと」という声もあった。他に、
「女は服買わなくなったら終わり」
という声もあったが、確かにそれも否定できない面がある。結局のところ、ポイントは「無駄なものは買わない」に尽きるのだろう。バーゲンは要注意だ。
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