実は超体育会系なキャビンアテンダントのお仕事 「健康管理と体力作りが必須」「生活リズムが安定してなくて辛い」 | キャリコネニュース
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実は超体育会系なキャビンアテンダントのお仕事 「健康管理と体力作りが必須」「生活リズムが安定してなくて辛い」

これまでキャリコネニュースでは様々な有名企業で働いてきた人たちの口コミを紹介してきたが、当記事では職種ごとに限定し口コミを紹介していきたい。

今回、取り上げるのは旅客機の客室乗務員(CA・キャビンアテンダント、フライトアテンダント)たちの口コミだ。

機内サービスのみならず、機内でのトラブル対応など、保安管理面の仕事もこなさなければならないCAたち。大手航空会社(JAL、ANA)の場合は新卒、既卒に関わらず「専門学校以上」の学歴が必要とされ、採用試験には英語などの資格が要求されることも。ひと昔前より倍率は下がったと言われるが、それでも数10倍以上、ときには100倍を超えることもある人気職種のようだ。

「日頃からストレッチや筋トレなどを心がけ、柔軟で強い筋肉を作る努力が必要」

健康管理が大変?

健康管理が大変?

日本では女性が多く、華やかなイメージもあるCAだが、その裏には厳しいマナー研修や上下関係、身だしなみに対する意識が必要されるようで、業務は体力勝負の面が非常に強いという。

多くのCAたちを悩ませているのが体調管理。「4勤2休のシフト制で、だいたい勤務初日に家を出ると4日目まで帰れないことが多い。国際線を担当するようになると時差があり、夜眠れないことがしばしばあった。深夜便の乗務もあるため、体調管理がとても難しかった」(20代前半 女性 年収400万円)といった声は多い。

「国内線では一日に何本も乗務し、国際線では時差を伴うので、健康管理と体力作りが必須です。業務は重労働のため、腰痛などで退職せざるを得なくなることもあります。日頃からストレッチや筋トレなどを心がけ、柔軟で強い筋肉を作る努力が必要です。また、チームで仕事をするので、人間関係の構築がとても大切」(30代前半 女性 年収400万円)
「国内線、国際線共に勤務がある為、体調管理や睡眠調整がとても負担に感じた。フライトは毎回違うメンバーで、毎回新しい気分で勤務が出来たが、毎回ドキドキで出勤するのもストレスに感じた。全国各地でのステイもありすごくいい経験となったが、閉鎖的な空間での人間関係へのストレスと健康面から続けるには精神的、身体的にきつかった」(20代後半 女性 年収360万円)
「生活リズムが安定していない点が最も辛いと思います。ステイ先、勤務後、休日の過ごし方を如何に充実させるかが重要です。上手くスケジュールを組むことができないことも多々。普段は有給はとれますが、繁忙期はなかなか取れないこともあります」(物流サービス 20代後半 女性 年収250万円)

報酬や有給のとりやすさなどの待遇面は全体的に悪くはなさそうだが、特に魅力的なのが自社便優待の制度や系列ホテルの割引など、旅行好きには羨ましい福利厚生の充実ぶり。空席さえあれば国際線や友人などでも利用できる会社もあるようだ。

「毎年ポイントが与えられ、国内線は自社便のみ空席があれば無料で乗れる。国際線は一部負担するが、空席があるかないか賭けなので、乗れないのが怖くて使えない人も多い。ホテル代等を考えると旅行会社のツアーのほうが安くなる時もあるので、ケースバイケースで利用している」(20代後半 女性 年収450万円)
「国際線は空席時のみ10%の料金で乗れる。ニューヨークは1万3000円程で乗れる。Cクラス希望時はこれに+3万円払えば乗れる。ベネフィットステーションに加えて社内福利厚生制度で使用出来るポイントが5万円分与えられる。旅行のホテル清算や航空券の清算に使える」(20代後半 女性 年収450万円)

面倒くさい人間関係はないけど規則が厳しい外資系

外資系の航空会社で活躍してきた日本人CAの口コミも興味深い。ある中東系の航空会社では、「現地では現地通貨でAllowanceが支給されますが、ホテルで食事をする事を想定にいれた額がもらえるので、決して少なくありません。住居費や光熱費は会社負担、そして税金のない国ですので、提示された給与がそのまま手取りでいただけます」(物流サービス 20代前半 女性 370万円)といったこともあるようだ。

「自由にフライト先がリクエストできるが、月100時間を超えることがあった。しかし日系に比べると比較にならないほどフライト先が魅力的。上下関係もなく、日本のように堅苦しい雰囲気もありません」(30代後半 女性 年収500万円)
「外資系なので、自由な社風だと思う。仕事と休日のオンとオフがしっかりわかれている。基本、休日出勤はなし。みんな仲がよく、フレンドリーな会社で働きやすい。休みが取得しやすく、有給も必ず消化させてもらえる」(10代後半 女性 年収380万円)

一方で、「規則に関しては厳しく、遅刻や忘れ物は無断欠勤として処罰され、年間15日以上の病欠は減給、年1回のライセンス更新試験にパスできなかったら簡単にクビです」(20代後半 女性 年収300万円)など、シビアな面もあるのもいかにも外資らしい。

「仕事でお給料をもらいながら色々な国々行け、滞在時間にはちょっとした観光もできます。逆にいえば行きたくないところにも乗務しなければならないし、日本人だからと言って日本線が必ず入るわけではありません。上下関係は日本の会社のような堅苦しさはありません。ただいろんな文化背景を持つ人たちと働くことは想像以上に大変な面も」(20代後半 女性 年収350万円)
「世界100か国以上から社員を採用しているため、非常に多国籍な環境。職場の雰囲気は非常にフレンドリーでオープンである。ただ本当に色々な人が居るため、自己主張できない人だと仕事を押し付けられたり、不利益を被ることもあるかもしれない。また、やはり外資系なので最終的には個人プレイ、責任の所在も明らかでシビアな部分もあるため、自分の身は自分で守れるだけの力、そして英語力は必要」(30代前半 女性 年収500万円)

イメージとのギャップも大きく、各地を飛び回る生活に慣れるのは大変そうだが、旅行好きにはやはり魅力的な面も多い職種のようだ。

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