新小学1年生のなりたい職業、男の子の「ユーチューバー」人気続く 女の子は「アイドル」人気衰えず | キャリコネニュース
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新小学1年生のなりたい職業、男の子の「ユーチューバー」人気続く 女の子は「アイドル」人気衰えず

就きたい職業「ユーチューバー」人気続く

就きたい職業「ユーチューバー」人気続く

クラレは、この春に小学1年生となる子どもとその親を対象とした「将来就きたい職業」「就かせたい職業」のアンケートを実施し、結果を4月3日に発表した。調査はクラリーノ製のランドセルを購入した人を対象に、昨年5月~今年1月の期間にインターネット上で実施。子ども4000人(男女各2000人)、その親4000人から回答を得た。

男の子が「将来就きたい職業」は1位「スポーツ選手」(20.1%)で1999年から21年連続でトップとなった。内訳としては、「サッカー」が昨年から4.1ポイント増加して59.0%と圧倒的な人気を集めている。2位は「野球」で20.6%、3位は「レーサー・ライダー」で5.2%という結果となっている。

2位は「警察官」で14.2%。東日本大震災翌年の2012年から希望者が増えている。また、今年は「研究者」(5.7%)が5位と過去最高順位になった。「ユーチューバー」(1.8%)は、初登場から4年連続で順位を上げ、12位に入った。おもちゃやゲームを楽しく紹介するユーチューバーは憧れの存在のようだ。

女の子の「スポーツ選手」人気が上昇 「体操・新体操」が初のトップ

女の子が「就きたい職業」は、1位は調査開始以来21年連続で「ケーキ屋・パン屋」(26.7%)。2位は「芸能人・歌手・モデル」(9.0%)で、AKB48がブレイク中だった2012年から、8年連続で2位をキープしている。かつてケーキ屋、パン屋と3強を形成していた「花屋」と「看護師」は3位と4位。依然として上位だが、比率は20年前の半分以下となっている。

昨年まで年々微減が続いていた「スポーツ選手」は12位まで順位を上げた。内訳を見ると初めて「体操・新体操」(23.3%)がトップとなった。以降、「スケート(フィギュアなど)」(20.9%)、「サッカー」(16.3%)と続く。

昨年圏外だった「動物園・遊園地」も15位に入った。内訳を見ると、「水族館」のスタッフや調教師との回答が41.4%を占めた。

親が就かせたい仕事は男児「公務員」、女児「看護師」

男の子の親の「就かせたい職業」は1位が「公務員」(18.0%)、2位「スポーツ選手」(9.5%)、3位「会社員」(8.9%)となった。「公務員」が1位から落ちたのは2009年の1度だけで、根強い人気だ。

女の子の親の「就かせたい職業」は、1位が「看護師」(18.9%)、2位「公務員」(12.4%)、3位「薬剤師」(8.7%)。4位には「医師」、10位には「専門職」が入っている。専門知識や資格をもって働いてほしいという親の思いが感じられる。

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