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若手社会人がパワハラだと思う行為1位「人格を否定されること」肉体的な暴力を上回る

言葉の暴力が肉体の暴力より上位になりました

言葉の暴力が肉体の暴力より上位になりました

フリーター・既卒向け就職支援サービス「ハタラクティブ」は5月10日、パワハラ・セクハラに関する調査を発表した。調査は全国の18~30歳の働く男女281人を対象に実施。インターネット上で回答を得た。

厚労省は2018年、企業に対し、パワハラ・セクハラの防止措置を講じるよう義務付けた。国も企業も対策を急いでいるが、問題の改善には至っていない。調査によると、パワハラやセクハラで仕事を辞めたことがある人は41.8%。2018年度の調査から約12ポイント増加した。

セクハラだと思う行為トップは「マッサージと称して必要ないのに体を触る事」

具体的なパワハラの例としては、「他の従業員の前で暴力を振るわれたり、叱責されたりした」や「早く仕事辞めろと毎日言われた」などの声が寄せられた。セクハラでは、「すれ違うたびにお尻を触られる」や「過剰なボディタッチ」などの被害に遭ったという。

「身の回りでパワハラ・セクハラ被害を理由に仕事を辞めた人がいる」という回答は58.3%だった。「上司から無視され、嫌がらせを受けていた」、「友人が出していた成果なのにも関わらず上司に横取りされていた」、「一緒にご飯にいってくれないと給与を下げる、クビにするなどと脅されていた」などの例が上がった。

「パワハラ度合いが高いと感じる行為」の1位は、「人格を否定されたり、傷つけられたりすること」(21.1%)。2位は「肉体的な暴力を振るわれること」(17.3%)、3位は「『お前なんかいつでもクビに出来る』などと脅されること」(12.3%)だった。

「セクハラ度合いが高いと感じる行為」は、1位が「マッサージと称して必要もないのに体を触る事」(15.7%)で、2位以下は「しつこく食事やデートに誘うなど交際を迫ったり付きまとうこと」(14.9%)、「性的なからかいや冗談を言ったり、性的な噂を流したりすること」(14.5%)が続いた。

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