賭け事や課金ゲームなどを好む人は多い。キャリコネニュース読者からも
「競馬歴30年以上。600万円は負けている」(50代男性/700万円)
「ソシャゲのガチャにはまって2年間。貯金が尽きるくらいはまっています」(40代男性/契約社員/200万円)
「パチンコ歴40年以上、20代からの総額は1000万円以上。負けてもとにかく、パチンコ屋に足を向ける。貯金は当然なく、年金もたいしてもらえていない。お先真っ暗である」(60代男性/パート・アルバイト/年収150万円)
といった声が寄せられている。そこまで人を虜にさせてしまう魅力は何だろうか。(文:鹿賀大資)
「我慢して買わない時に限って、狙っていた馬がきたりします」
競馬歴8年という年収700万円の20代男性(金融・保険系)が今まで費やした金額は、トータルで700万円近く。自身の年収に匹敵する大金だ。ある時には「ボーナスを1日で使い切ってしまったこともある」という。
「負けたときの虚無感は、言葉に言い表せないものがあります。このお金があったら何ができたかなあ、と考えてしまうこともしばしば。虚しさに襲われてやめたいとは思っていますが、それも叶わず」
しかし週末になれば、さまざまな競馬情報が入ってくる。結局ためらわずに買ってしまうのが、男性が競馬をやめられない理由だ。また、
「我慢して買わない時に限って、狙っていた馬がきたりします。”勝っていたじゃん”と機会損失を考え、また買ってしまいます」
と綴っている。
他方、個人事業主で年収700万円を稼ぐ40代男性は、パチンコ・パチスロ歴20年。そのきっかけは、大学時代の先輩に誘われたパチンコ店で勝ったことだ。以来、現在までに約400万円を使っている。そんな男性だが、勝ち負けだけが理由でギャンブルを続けている訳ではない。
「スロットの新台で好きなキャラクターとかが出ると、上乗せ特化ゾーンを引きたいと思ってしまう。別に設定が悪そうでも関係ない。ガンダムとか、北斗の拳とか、化物語とか」
「パチンコで稼げる金額の天井を知った」
一方、パチンコから身を引けた、という人もいる。不動産・建設系の個人事業主の30代男性(年収400万円)は「パチンコで稼げる金額の天井を知ってから、やめることができました」と理由を語る。
「それまで使っていた1日3~5万円という額を、不動産に投資すれば物凄いことになります。それを知ったことも大きいです。皆さんも天井額を調べて有効活用してください」
このほかにも「結婚後も子どもが生まれてからも、パチンコをやめられなかった。コロナの流行る1月に次女が生まれ、コロナ禍で冷静になれたこともあり、やめられた」(30代男性/不動産・建設系/年収1200万円)という人もいた。
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