![ほとんどの補助金がもらえなかったので貯金もたまりませんでした](https://news-careerconection-image.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/07/210730ngk.jpg)
ほとんどの補助金がもらえなかったので貯金もたまりませんでした
世帯年収が1300~1400万円でも「不満」という声が、キャリコネニュース編集部に複数寄せられている。いったいどんな点に満足できないのか、その声を具体的に紹介していく。
神奈川県の40代女性は、4人も子どもを育てたのに「補助金がもらえなかった」と嘆く。
(文:中島雄太)
「補助金がもらえないので、貯金が貯まらない」
女性はフリーランスとして働いており、共働きの夫の収入を合わせると世帯年収は1300万円にのぼる。ただし、女性には4人の子どもがいて、家計は楽ではないようだ。女性は「これまで多くの教育費がかかりましたが、そのどれもが補助金の対象外でした」と綴る。長男と長女は大学を卒業し、末っ子は今年大学を受験するが、「子どもたちが小さい頃から、ほとんどの補助金がもらえなかったので貯金もたまりませんでした」という。
女性は、同じ収入でも子どもの人数によって生活レベルが違うと指摘し、「補助金をカットする前に、それぞれの家庭の子どもの人数を把握して」と語っていた。
「税金を払わない方法ばかり考えています」
山梨県の40代男性(メーカー/世帯年収1400万円)は、「所得税、住民税、社会保険料が高額すぎるため自由に使える金額が少ないです」と不満を述べる。これまで楽な生活を送るために努力をしてきたことを挙げ、「税金も比例して増えるので、やる気がなくなりました」と嘆く。
現在は固定給になったため、どれだけ短時間で帰宅するかの努力に切り替えており、「常に税金を払わない方法ばかり考えています」と語った。
東京都の40代男性(ITエンジニア/世帯年収1300万円)は、「収入が500?600万円のときよりも、貯金に回せる余裕ができた」と語る。
しかし、「どれだけ稼いでも、結果税金として持っていかれてしまう」という感覚はぬぐえない。さらに「公的補助も格段に減っているので、手取りは年収600万円のころとあまり変わらない」という。
夫婦で2人を子育て中の男性は「下の子に障害がありますが、それが考慮されるわけでもなく、収入のみで(補助が)減らされているのできついです」と嘆いた。
※アンケート概要
■実施期間
2020年10月26日~
■回答数
○ ※○月○日時点
(記事では、○月○日から○月○日に寄せられた投稿を紹介)
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ https://questant.jp/q/6FE3D7NZ
■質問項目
・2017年の平均世帯年収は551万6千円ですが(厚労省調査)、現在の世帯年収でどのような生活を送っていますか? 満足している点、不満な点、エピソードを教えてください。