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衣服にお金をかけない人
生活の三大要素は「衣食住」とされるが、このうち「衣」を最小限に抑える人は世帯年収に関係なく存在する。キャリコネニュースに寄せられた「衣服にお金をかけない人」の投稿を紹介する。(文:福岡ちはや)
※キャリコネニュースでは世帯年収に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/6FE3D7NZ
「娘の服などは、メルカリで300円で何枚も購入」
世帯年収200万円の50代前半女性(鹿児島県/その他/派遣社員)は「小4の娘をシングルで育てています」と語る。女性はフリマアプリを愛用しており、
「娘の服などは、メルカリで300円で何枚も購入」
「生活(費)を10万円に抑えられるように頑張っています」
と綴った。被服費だけでなく、光熱費も最低限に抑える努力をしているそうだ。
世帯年収900万円の50代後半女性(北海道/サービス系/契約社員)は、
「みんな物欲がなく、衣服は娘だけ年1回購入。1着3000円以下しか買わない。夫婦は5~6年購入なし」
と明かす。また、
「化粧品は無印良品でも高価で手が出ず、安価(なもの)で賄う」
「携帯電話や電化製品は壊れるまで使う」
という。それでは、一体何にお金をかけているのだろうか。女性は、
「(住居は)持ち家でローン完済」
「3ナンバーの車2台(を所有)」
「食だけこだわり、食べたいものは多少高価でも買う」
と語っており、衣食住のうち「食」と「住」には十分にお金をかけているようだ。「年1回、国内旅行。年3回程度、県内の温泉で1泊」と”コト消費”を好む傾向も見られた。
「お金を持つようになって、逆にブランドへのこだわりが減った」
世帯年収1500万円の40代前半男性(兵庫県/不動産・建設系/正社員/既婚・子どもなし)も衣服にお金をかけない主義だ。
「衣服は、はるやま(西日本を中心とした紳士服専門チェーン)。高いものを着ても意味がないので。私服はユニクロ。たまにブランド」
「お金を持つようになって、逆にブランドへのこだわりが減った」
男性は「複数の動画サイトを有料で加入していることは贅沢に感じる」とつけ加えた。衣服にお金をかけない代わりに、小さな贅沢を楽しみ生活の満足度を上げているようだ。