キャリコネニュースでは「手取り20万円以下」をテーマにアンケートを実施。読者からは賃金の不満が続々と寄せられている。神奈川県の40代前半女性の手取りは17万円ほどで、
「少ない。勤続15年。賞与は2か月分などとハロワなどには記載していたが、『経営状態次第で金額変更』みたいな注意書きはあったけど、正しくは”年2回”で」
と憤る。賞与に強い不満があるようだ。(文:okei)
※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下」の方を対象にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/6V8RFE22
「人によっては5000円、そこから税金引かれ……」
正社員で年収およそ300万円だという女性は既婚者で子どもが2人。ハローワークを通じて中途採用で入ったようだ。賞与について、こう語る。
「1回目の初めてのとき2万で、そこから税金引かれて……。勤務が浅いからかなとその時は思ったが、何年勤めていても、賞与は2万。 求人には2か月分ってあったのに。男性ならすこーしずつあがったりもしたが、役職ついている人以外、10万以下。2か月って……?」
何度も「2か月」を繰り返すあたり、いつまでも失望感がぬぐえないのだろう。
「人によっては病気や家庭の事情で欠勤した年があってからは、それ以降賞与は5000円でそこから税金引かれて……」
というから、会社は隙きあらば賞与を下げようとしているのかもしれない。女性は
「18歳で入社して40歳で見切りつけて転職した人から聞いた話だと、経営の悪さを理由に年々賞与も基本給も具体的な説明なしに徐々に下げられて、増えることはなかったそう。将来の見通しなんてほぼない。今更転職できる年齢でもない……」
と悲しみを綴っている。