女性の不満はこれにとどまらない。
「残業時間は月10時間で、これは普通なの?高望みしすぎですか?定時内に仕事を終わらせているということは、効率よく仕事を回しているはず」
「なのに仕事がまわってない、残業やってる人のほうが賃金多くもらうのって納得いかないです。ダラダラやって残業して賃金多くもらって……。真面目に働いて早く終わらせようとして頑張っている人を冒涜している」
全員がダラダラ残業をしているとは限らないが、女性は3人の子どもを持つシングルマザーのため、残業は難しいだろう。効率よく仕事を回すため頑張っている女性が、給与の低さに苛立つのも分かる。
また女性は、自身の手取りが少ない原因について、次のように主張していた。
「中小企業の賃金が安すぎる。ニュースで取り上げるのは大手企業のことばかり!その下請けのこと考えてください。大手企業の残業を少なくすると、下請けにその分まわされるんですよ。超低価格で!」
日本全体の景気がよくなり、企業規模に関係なく賃金が上がるといいのだが。