手取りの割に厳しい労働環境を憤る正社員・正規職員からの声は、複数寄せられている。「看護補助をしています」という30代後半の女性(大阪府/正職員/未婚)は、
「就職難のときに大学を卒業し、150社の会社に行きましたが採用はなかったので、看護補助に採用されました」
と就職までの経緯を綴った。そもそも望んで今の仕事に就いたわけではないだけに、現在の職場に対して相当不満が溜まっているようだ。
「行くところがないため、いまだに(今の職場へ)行ってますが、給料は少ないし、夜勤も先輩たちが取ってしまい回ってきません。手取り14万円で、駐車場は看護師と先生だけ、あと(の職員)はコインパーキングで高くつく。腰は痛くなるし、首まで痛くなります。整骨院へ行くのにもお金がいる。体が持ちません」
女性は「もう少し給料を上げてほしいです」と訴えるが、それで根本的な問題が解決されるのかどうかは疑問が残る。